韓流プレミアで放送されているチョン・イル主演の『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』は、朝鮮王朝第15代王・光海君(クァンヘグン)の時代を舞台にした時代劇だ。
【関連】【歴史コラム】『ポッサム』で政治力を示す光海君は外交で成果を発揮できたのか
10月31日に放送された第16話では、バウが尋問を受けるシーンが描かれていた。その尋問で貸本屋の帳簿が2冊あるとバウが言ったことで、偽物と本物の帳簿を見比べて筆跡が同じであることを確認した光海君は、イ・イチョムが動揺していることに気づいていた。
尋問の後に王の間にバウを呼び出した光海君は、バウがキム・ジェナムの孫キム・デソクであることを確認し、武科の試験に合格するように命じた。
その後、イ・イチョムの息子であるイ・デヨプにも会って話をした光海君は、イ・デヨプにも武科の試験に合格するように伝え、さらに、父親の行動をすべて報告するように命じた。
そんな光海君を演じているキム・テウの出演作で、『私を愛したスパイ』と『昼と夜』を紹介しよう。
『私を愛したスパイ』は、怪しくキケンなスパイとの三角関係を描くシークレットラブコメディである。
ウエディングドレスデザイナーのカン・アルムをユ・インナ、アルムの元夫でインターポールスパイのチョン・ジフンをK-POPグループ「神話(シンファ)」のリーダーを務めるエリック、アルムの夫でヘルメスアジア支部代表のデリック・ヒョンをイム・ジュファンが演じている。このドラマでキム・テウはインターポールアジア総括局長のパン・ジンミンを演じていた。
『昼と夜』は、28年前に起こった事件と現在起きている連続予告殺人事件の謎を追う本格ミステリーだ。
ソウル地方警察庁特殊チーム長ト・ジョンウをナムグン・ミン、ソウル地方警察庁特殊チーム刑事コン・ヘウォンをK-POPグループ「AOA」のメンバーであるソリョン、FBI出身の犯罪心理専門家ジェイミー・レイトン(キム・ジヒ)をイ・チョンアが演じている。その中でキム・テウは大統領秘書室長オ・ジョンファンに扮していた。
迫真の演技で見る人を引き込む俳優キム・テウ。これからも彼なりの演技でドラマを盛り上げてくれるだろう。
文=大地 康
■【関連】【歴史コラム】庶民の減税に執念を見せた光海君は善政を行なう名君?
前へ
次へ