「膝の軟骨の40%を切り取った」
俳優ハ・ジョンウの告白が世間を驚かせている。それと同時に「感情労働者」と認識されていた俳優たちの肉体労働、アクションの苦労が再び注目されている。
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ハ・ジョンウは最近、歌手ソン・シギョンの個人YouTubeチャンネルに出演した。俳優チュ・ジフンと共演した映画『非公式作戦』(原題)の宣伝のためだったが、飲み会の雰囲気で淡白なトークをするチャンネルの特性上、映画の宣伝よりはハ・ジョンウの率直な告白が続いた。そんな中、ハ・ジョンウがアクション演技の時に負傷し、軟骨手術を受けたことが明かされた。
ハ・ジョンウの負傷は映画『白頭山大噴火』の撮影中に発生したという。負傷のため膝の軟骨の40%ほどを切り取る手術を受け、今は走るのが難しい状況だと告白した。「歩くこと」についてエッセイまで書いたハ・ジョンウが走れないというのが明かされ、驚きと気の毒さを誘った。
俳優たちが撮影中に怪我をするのは、ハ・ジョンウだけの話ではない。
最近韓国で公開中の映画『密輸』(原題)に主演した女優キム・ヘスは、海女役で水中シーンを撮ったことについて「水中でパニック状態になって怖くもなった」と告白し、「最後の2つのカットで事故があった。撮影して出てくる途中、額にけがをした。額に怪我をしたことより、現場に行けないのが悲しいほど現場が好きで、みんなが最善を尽くした結果だった」と話している。
健康な体格の俳優たちにとっても、負傷は付き物だ。
韓国のワンパンマンと呼ばれる俳優マ・ドンソクさえ負傷は日常茶飯事。彼は映画『犯罪都市3』(原題)のインタビューで「脊椎が痛いし、体の隅々に金属プレートを打ち込んだ。人がこんなに頻繁に怪我をするのは異常」と明かした。実際、マ・ドンソクは膝に軟骨がなく、アキレス腱も正常ではない状態だ。
にもかかわらず、マ・ドンソクは「それでも僕はとても運が良い人」と笑い、アクション演技に挑戦し続けている。ハ・ジョンウとキム・ヘスはもちろん、ほかの俳優たちの事情も同じだ。映画やドラマなど、共同作業による良い結果のため、多くのスターが骨身を惜しまずにいる。
(記事提供=OSEN)
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