2023年最高の期待作『国民死刑投票』(原題)の本読みの様子が公開された。
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初回放送を8月10日に控えた同作は、証拠不十分で法的裁きから逃れた悪質犯たちを人民裁判で処罰しようとする「国民死刑投票」が始まった中、その死刑を仕掛けた犬仮面の男と、彼が掲げた正義を追う警察の“真実追跡劇”。ジャンルドラマを得意とするSBSが満を持して披露するハードボイルドな追跡スリラーとして期待を集めている。
初本読みの現場には、パク・シヌ監督と脚本家のチョ・ユニョンのほか、パク・ヘジン、パク・ソンウン、イム・ジヨン、シン・ジョングン、キム・ユミ、キム・グォン、チェ・ユファら主要キャストが集まった。
それぞれキャラクターに夢中になった俳優たちの情熱とエネルギーが、初本読みとは信じられないほど完璧だったという。
まず、物語をリードしていくパク・ヘジンの演技変身が目立った。
彼は劇中、南部警察庁の広域捜査隊1チーム長のキム・ムチャン役を務める。
ムチャンは事件が解決気味だと思ったらすべて自分の手柄にする特進の達人で、猪突的で荒々しい性格の人物。パク・ヘジンは強力な集中力とエネルギーでムチャンの躍動性と深みを表現した。
すでに徹底した役作りを終え、表情や話し方、目つきまで完璧にムチャンを描いたパク・ヘジンのイメチェンに、スタッフからは感嘆の声が漏れたという。
パク・ソンウンの強大な存在感も印象的だった。パク・ソンウン扮するクォン・ソクジュは、韓国で最も有名な法学者だったが、8歳の娘をレイプした犯人を自ら殺し、刑務所で長期服役中の人物。
パク・ソンウンは揺るぎない目つきと重低ボイスで意図的に感情を隠したように善と悪の境界に立つクォン・ソクジュを演じた。瞬時に演技に入り込む彼の姿は、なぜパク・ソンウンが「信頼できる俳優」なのかを確かに証明した。
破格の変身を予告したイム・ジヨンも、期待を高めた。イム·ジヨンが演じるのは、ソウル警察庁サイバー安全局の5年目警部補チュ・ヒョン役。かつてエースだったが、今は誰もが認める問題児で悪口の聞き手となった人物だ。
事件の解決のためには身を惜しまない変わり者のキャラクターを、イム・ジヨンは自分のエネルギーと呼吸で表現しながら没入度を引き上げた。
作品ごとに多彩な顔を披露し、世間を魅了しているイム・ジヨンだけに、同作での変身にも期待が集まる。
俳優たちは本読み中に疲れた様子もなく、各自のキャラクター、物語に夢中になって実際の撮影現場を彷彿とさせる熱い雰囲気を作った。
情熱を燃やした俳優と制作陣がますます期待感を高める『国民死刑投票』は、韓国SBSにて8月10日21時より放送開始。
(記事提供=OSEN)
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