いま韓国では1990年生まれの女優たちがエンタメ業界を掌握しており、彼女たちの間では激しい“次期エース”争いが繰り広げられている。
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まずは、世界中で人気のNetflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』で大ブレイクしたイム・ジヨンとチャ・ジュヨンだ。
イム・ジヨンは劇中でムン・ドンウン(演者ソン・ヘギョ)を苦しめた校内暴力の加害者で気象キャスターのパク・ヨンジンに扮し、初の悪役を見事に演じた。
チャ・ジュヨンは加害者集団の1人だが、もっとも序列が低く見下されるチェ・ヘジョンを演じ、印象深い活躍を繰り広げている。
『ザ・グローリー』以降、早速帰ってきたのはチャ・ジュヨンだ。彼女は現在放送中のKBS2ドラマ『本物が現れた!』(原題)に出演。初回の視聴率が17.7%の好スタートを切った同作で、“スチュワーデス・ヘジョン”とは真逆の雰囲気を披露し、注目を集めている。
『ザ・グローリー』での演技のみならず、ファッションでも話題を集めたイム・ジヨンは美容医療機器やゲームなど数多くの企業のモデルに抜擢され、“最旬女優”としての存在感を発揮している。また、上半期放送予定のドラマ『庭のある家』と下半期放送予定のドラマ『国民死刑投票』(ともに原題)への出演が決定され、人気に拍車をかける予定だ。
日本でも人気のガールズグループ少女時代のメンバーで、女優としても活躍するユナ(本名イム・ユナ)も、ドラマ『キング・ザ・ランド』(原題)を次期作として控えている。
昨年、映画『共助2:インターナショナル』とドラマ『ビッグマウス』で高い演技力を証明したユナ。『キング・ザ・ランド』で見せる「ラブコメ女王」としての存在感に期待が集まっている。
最近放送を終えたドラマ『コクドゥの季節』(原題)で主演を務めたイム・スヒャンも1990年生まれだ。
イム・スヒャンは劇中、陽気な医師のハン・ケジョルと前世のキャラクターであるソルヒを演じ、前世と現世を行き来する1人2役が好評を得た。今年でデビュー15周年を迎えたイム・スヒャンは、休憩を終えてから次期作で帰ってくる予定だ。
2月に放送終了したドラマ『私たち、他人になれるかな?』でイメチェンに成功したカン・ソラもいる。
2020年の結婚後、妊娠や出産のためしばらく女優業を休んでいたカン・ソラだが、今作で見事に復帰を知らせた。現在は慎重に次期作を検討しているという。
今、世間を賑わせている1990年生れの女優たち。次なる“エース”は誰か、注目したい。
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