韓国の俳優たちによるバラエティー番組出演は、一般視聴者の間でも好き嫌いの意見が分かれているようだ。
バラエティーによるイメージ消費が多くなるほど、視聴者たちの出演作品への没入を妨げるというのが主な理由だが、バラエティーで愛される俳優たちも悩みを抱えている。
【写真】韓国芸能界における「次世代の3大女優」は誰か。目立つ候補はこの3人！
バラエティー番組であるだけに面白くなければならないというプレッシャーもあるため、バラエティー出演を敬遠する場合も少なくないらしい。
最近はテレビの他にもYouTubeやOTTサービスなど放送プラットフォームが多様化し、バラエティー番組の種類も増えている。
俳優たちのバラエティー進入障壁が低くなり、普段バラエティーに出なかった俳優たちまでも作品広報などを理由にバラエティー番組に姿を現して話題を集めている。
しかし、依然としてバラエティー番組に出演せず、演技一筋にこだわるトップ俳優たち存在する。
例えば俳優のキム・ユンソクは、バラエティー番組ではお目にかかれないスター俳優だ。40年余りの役者人生を誇る彼がバラエティー番組に出演したのは、KBSの『スーパーマンが帰ってきた』とMBCの『全知的おせっかい視点』ぐらいである。
パク・キョンリムはKBSの『ハッピートゥギャザー3』で、「キム・ユンソクさんはバラエティーが大好きだ。バラエティー番組を見ない日がないほどだ。それだけにバラエティー有望株」と評価したが、キム・ユンソク本人は「バラエティー的な才能がない」と取りつく島もない。
キム・ユンソクは映画『極秘捜査』公開当時に行ったインタビューで、「バラエティー番組に適した人もいるが、そうでない人もいる。 だからといって罪ではないのではないか。私は神秘主義者ではないが、最近は何でも上手なエンターテイナーの性向を持つ人が多いが、自分の道だけを進む人がいても良いのではないか」と、バラエティー出演を断った。
ホ·ジュノもかなり前からバラエティー出演に対する否定的な考えを示してきた俳優だ。
ほ・ジュノは2008年に映画『神機箭（シンギジョン）』公開当時に行ったインタビューで、「（バラエティー番組で）プライバシーに言及したりイメージを壊したりすると、後で新しい配役を引き受けてもキャラクター形成に苦労する。だから自制したほうがいい」と明らかにした。
実際、彼はMBC『警察庁の人々』、MBN『素晴らしい話の実際状況』といった時事番組、教養番組を除いたバラエティーではその顔を見ることが難しい俳優だ。。
そうかと思えば、過去にはたびたびバラエティーに登場するも、俳優としての地位を固めた後はバラエティーには足が遠のいたトップ俳優たちもいる。
キム・テヒ、ソン・ヘギョ、チョン・ジヒョンを、イ・ミンホ、チャン・ドンゴン、ハン・ソッキュなどがその例だ。
キム・テヒは過去にMBC、KBS、SBS、MBCなどの看板バラエティー番組に顔を出したことはあるが、最近はほとんどその姿を見せない。
これと関連してキム・テヒの夫であるRAINは昨年、出演していたバラエティー番組内でキム・テヒに電話をかけて出演交渉をすると「バラエティー番組をとても負担に思っている」という慎重な立場を繰り返して視聴者を驚かせた。
ソン・ヘギョもデビュー当初は多様なバラエティー番組にゲストとして出演したが、次第にバラエティー出演頻度が減った。
2007年にオリーブチャンネルで制作された『ソン・ヘギョin Paris』でもドキュメンタリーナレーションとしてのみ登場。
チョン・ジヒョンもやはり出演バラエティーはMBC『パク・サンウォンの美しいTV顔』程度がすべてで、2013年SBSの『おはようございます』に出演して作品PRのためのインタビューをしたことを最後に、バラエティー番組に登場していない。
イ·ミンホはKBS『花より男子』でシンドローム級の人気を博したライジングスター時代、韓国と日本を行き来しながら多様なバラエティー番組に出演した。
しかし、彼もやはりその時だけで、2013年以降はバラエティーには出演していない。 これと関連してイ・ミンホは映画『江南1970』試写会当時、こんなコメントを残した。
「俳優がバラエティーに出演し特定のイメージに固まったてしまったら、演技生活に影響を与えそうだ。バラエティーには出演せずとも方法でファンと疎通するだろう」
チャン・ドンゴンも数回、バラエティー出演に拒否の意思を示してきた。
彼はSBS『8時ニュース』をはじめとする多様なインタビューで「最近のバラエティー番組に符合するほどの個性や。そのようなものがない。 彼らの意図に応える自信もないようだ。 お互いを傷つけないためだ」
知人の頼みでいくつかのバラエティーに姿を現したが、それだけだった。坂本さんは「パク・チュンフンショー」でも「性格的な面もあるが、俳優は演技で自分を表現することで十分だと思う」とバラエティー出演に対する考えを明らかにした。
ただし2021年にはヨーロッパ最高の名門書店を訪ねるTV朝鮮特別企画ドキュメンタリー『チャン·ドンゴンのバック・トゥ・ザ・ブックス』でプレゼンターとしてプログラムをリードしたりもした。
90年代の全盛期にはたびたびバラエティー番組に出演していたハン·ソッキュは、00年代に入ってからは姿を見ることが難しくなった。 2013年のSBS『ヒーリングキャンプ』に出演し、話題を集めたりもしたが、以後はバラエティーに出演していない。
■【関連】朝鮮王朝で有名な三大悪女は果たしてどんな最期を迎えたのか
■【関連】『チャングム』や『オクニョ』にも登場する悪女を演じてきた女優たち
■【写真】ジュノ＆イ・セヨンの「本物のカップル」みたいなメイキング
前へ
次へ
.jpg)
