飲酒運転中に道路の変圧器などに衝突する事故を起こした女優キム・セロン（22）が、罰金刑を下されて善処を訴えた。
【関連】加害者は“お断り”。暴露続出事件から厳しくなった韓ドラ出演の現状
3月8日、ソウル中央地裁・刑事4単独イ・ファンギ部長判事の審理で開かれたキム・セロンの道路交通法違反（飲酒運転）容疑の1回目の公判期日では、検察が裁判部に「罰金2000万ウォンを宣告してほしい」と要請。キム・セロンの車両に同乗して飲酒運転の幇助容疑で起訴された女性A氏には、罰金500万ウォンを求刑している。
検察はこの日、キム・セロンの飲酒運転について「血中アルコール濃度が0.2%以上と非常に高い数値で飲酒運転をし、事故を起こしたが特に何もせずに逃走したため罪質が良くない」と罰金刑を求刑した理由を説明した。
キム・セロンは昨年5月18日、ソウル新沙洞付近で泥酔状態で運転をし、街路樹や変圧器などに車が衝突する事故を起こした。その影響で同日午前には事故現場周辺の商店に電気の供給が途絶え、約3、4時間で復旧した。
ただ、検察は被告のキム・セロンが犯行を自白し、初犯であることと、被害者たちと合意して被害回復のために努力したことを考慮し、罰金2000万ウォンを宣告するよう求めた。
それを受け、キム・セロンの法定代理人は「被告は公訴事実を認めて深く反省し、後悔している」とし、「酒を控えており、保有車両は売却した。被害補償金もすべて支払ったが、その莫大な補償金によってキム・セロンだけでなく、家族まで経済的に困難を抱えている」と善処を訴えた。
キム・セロンは最終陳述で「二度とこんなことはない。本当に申し訳ない。反省している」という立場を改めて強調した。
裁判終了後、取材陣の質問には特に答えず、何度も申し訳ないと頭を下げ、涙も見せている。
キム・セロンは事故によって出演予定だったドラマ『車輪』（Netflixで配信中）から降板し、生活苦に陥ったと知られている。自粛期間中にカフェでアルバイトをしていたが、長く続かなかったそうだ。
2009年に子役デビューし、ウォンビンの主演映画『アジョシ』で天才子役として一躍注目を集めた若手女優の没落が、不憫でならない。
（記事提供＝OSEN）
■【関連】イジメや洗脳嫌がらせで謹慎していたスター俳優たち、続々復帰へ
前へ
次へ
.jpg)
