物議を醸し、活動を自粛していた韓国の若手俳優たちが復帰の動きを見せている。
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まず、最初に復帰するのはキム・ドンヒ(23)だ。彼は1月18日に韓国で公開される映画『幽霊』(原題)に出演する。
『幽霊』は1933年の京城(現在のソウル)を舞台に、抗日組織のスパイ“幽霊”と疑われてホテルに閉じ込められた5人の容疑者が、互いに向けられた疑いと警戒を突き破って脱出するために死闘を繰り広げるスパイアクション映画だ。
キム・ドンヒは劇中、エリートにもかかわらず差別されるベクホに扮する。
キム・ドンヒは2021年、校内暴力で炎上した。当時、Netflixシリーズ『人間レッスン』でライジングスターとして注目されたいたが、炎上によってしばらく姿を消さなければならなかった。
2022年1月、所属事務所NPIOエンターテインメントを通じて「幼い頃の僕の軽率な判断と考えで、友だちの心を深く知らなかった」として、校内暴力の加害疑惑の一部を認め、謝罪した。
『愛の無事着』で人気者になったものの、「ガスライティング疑惑」に包まれた俳優キム・ジョンヒョン(32)も、ドラマ『コクドゥの季節』で帰ってくる。
1月27日から放送される同作は、人間に天罰を下すため99年越しに地上に降りる死神のコクドゥが、不思議な能力を持つ医師のハン・ケジョルに出会って医者として働くことで繰り広げられるファンタジーロマンスだ。
キム・ジョンヒョンは2021年4月、当時交際していた女優ソ・イェジに“操られた”という疑惑に包まれ、物議を醸した。
その後、ソ・イェジはドラマ『イブ』(原題)で復帰したなか、キム・ジョンヒョンも『哲仁王后』以来3年ぶりに復帰することで関心を集めている。
キム・ドンヒと同じく校内暴力で物議を醸した俳優チョ・ビョンギュ(26)も、復帰を控えている。
ドラマ『SKYキャッスル』『ストーブリーグ』『悪霊狩猟団: カウンターズ』と、出演作が3連続ヒットを飛ばしたチョ・ビョンギュ。しかし、ニュージーランドで留学していた高校生時代に校内暴力を主導したという疑惑が浮上し、イメージダウンを余儀なくされた。
チョ・ビョンギュは繰り返し潔白を主張するも、暴露者との真実争いが続き、芸能活動を中断しなければならなかった。
物議を醸した俳優たちが復帰に向けて動き出したなか、はたして彼らの復帰は成功するかどうか、注目が集まる。
(記事提供=OSEN)
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