9月13日に開催された「第74回エミー賞」で『イカゲーム』のファン・ドンヒョク監督が非英語圏初の監督賞に輝いた。
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同日、ロサンゼルス現地で行われた記者会見に出席したファン監督は「遅くまで僕たちを待ってくださって感謝する。昨年の秋夕(チュソク/旧暦の8月15日の祭日)に公開されたので約1年が経った。その間、信じられない出来事が僕たちに起きた。『イカゲーム』に関わった皆には忘れられない1年になった。ここでフィナーレが行われたようで、本当に意味深い1日だった」と感想を述べた。
続いて「最初は、ここ(ロサンゼルス)に来ただけでも身に余ると思ったが、いざ手ぶらで帰ると寂しくなるのが人間だ。そう言う意味で、エミー賞のトロフィーを持って韓国に帰ることができて、とても幸せだ。ありがたい」と伝えた。
エミー賞の受賞スピーチで『イカゲーム』のシーズン2を言及したファン監督。その理由については「大きな意味を言ったわけではなく、ただ今準備しているから。シーズン2もうまくいってほしいし、またここに来られるといいな、という意味だ。非英語圏ドラマで初めてエミー賞の壁を壊したので、こういうチャンスの扉をずっと開けてほしいという願いを込めて言った」と説明した。
シーズン2の時に受賞したい賞は何かと聞かれると、「やっぱり作品賞がほしい。今度、シーズン2で来られるなら、作品賞をもらってみんなでステージの上に上がる機会をいただきたい。欲張ったからって賞がもらえるわけではないが、受賞スピーチでも話したように、今回の賞が最後ではないことを願っている」と語った。
シーズン2の内容にも少しだけ触れている。
「今書いている最中なので、多くを申し上げるのは難しい。シーズン1との違いと言えば、ソン・ギフン(演者イ・ジョンジェ)のキャラクターだ。シーズン1ではミスも多く、純粋無垢だった彼だが、シーズン2ではもう少し落ち着きがあり、深みのある人物として帰ってくる。また、シーズン1とは違うゲームが多く登場しそうだ。ぜひ楽しみにしていただき、待っていただきたい」
(記事提供=OSEN)
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