テレビ東京で放送中の『紳士とお嬢さん』は2月24日の第12話で泣ける場面が多かった。イ・セヒが扮するパク・ダンダンは、チ・ヒョヌが演じる会長イ・ヨングクの解雇命令によって豪邸を出て他のアルバイトをせざるをえなかった。
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ダンダンが出たあと、ヨングクの3人の子供は悲しんだ。特に、一番下のセジョンは、ショックを受けて街をさまよい歩いて迷子になって警察署に保護され、家に戻っても熱を出して寝込んでしまった。
しかも、ヨングクに対してセジョンは「先生に会いたい」と泣くばかり。この事態にヨングクは方針を変えてダンダンを探しに行った。すると、ダンダンはアルバイト先の裏で洗い物をしていた。それを見たヨングクは「こんなところで何をしているのか」と驚き、ダンダンの手を引っ張って強引に家に連れ戻そうとした。
それを拒んだダンダンだったが、セジョンから電話が来て泣いて訴えられたので、ダンダンも心が動き、結局は豪邸に戻ることになった。
この家に同居しているのがエナ(イ・イルファ)である。彼女はダンダンの実母。生まれたばかりの娘を捨てて家を出た過去があった。今は成功しており、ダンダンのことを何かと気遣っている。
しかし、当のダンダンは母の存在を知らない。父のスチョル(イ・ジョンウォン)から「母さんは死んだ」と聞かされていたからだ。今後はダンダンがいつ実母の存在を知るかが焦点になってくる。
さらに、ダンダンが豪邸に戻って腹を立てているのがチョ・サラ(パク・ハナ)だ。彼女はヨングクとの結婚をめざしているのに、ダンダンの存在が邪魔になるのが明らかだったからだ。
今後は、ダンダンが豪邸に戻ったことで、ヨングクの周囲で女性たちの争いが起きるのは間違いない。そのとき、ダンダンとヨングクの関係はどのように進展するだろうか。いよいよ「年の差」カップルがグッと近づくのか。
このように『紳士とお嬢さん』は新しい展開を迎えていく……。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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