キム・ソヒョンは時代劇に本当に縁がある。子役時代も『太陽を抱く月』で鮮烈な印象を残したし、大人の女優として成長したあとも時代劇に積極的に出演して重要な役を演じてきた。今や20代の女優として堂々の主演女優となったキム・ソヒョンの厳選した3本の時代劇を紹介しよう。
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●キム・ソヒョン主演時代劇/その1『仮面の王 イ・ソン』
(2017年/MBC/全40話/脚本パク・ヘジン&チョン・ヘリ/演出ノ・ドチョル&パク・ウォングク)
出演者(役名)=キム・ソヒョン(ハン・カウン)、ユ・スンホ(イ・ソン)、キム・ミョンス(イソン)、ユン・ソヒ(キム・ファグン)
ユ・スンホが仮面をかぶって生きている風変わりなイ・ソンを演じており、キム・ソヒョンは薬草を扱う家の娘ハン・カウンに扮している。さらに、キム・ミョンスが世子の身代わりとして仮面をつけて暮らしている役を演じた。
この3人が抒情的なラブロマンスを繰り広げていくが、「辺首会(ピョンスフェ)」という秘密結社が最大の敵になっていて、イ・ソンを助けてハン・カウンの奮闘する姿が頼もしかった。
●キム・ソヒョン主演時代劇/その2『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』
(2019年/KBS/全32話/脚本イム・イェジン&ペク・ソヨン/演出キム・ドンフィ&カン・スヨン
出演者(役名)=キム・ソヒョン(トン・ドンジュ)、チャン・ドンユン(チョン・ノクドゥ)、カン・テオ(チャ・ユルム)、チョン・ジュノ(光海君)
発想がとてもユニークな時代劇だ。チャン・ドンユンが演じるノクドゥは敵を見つけるために男子禁制の村に入って女装姿になっていき、同居したのがキム・ソヒョンの演じる妓生(キセン)見習いのドンジュだった。
彼女は光海君(クァンヘグン)の暗殺を狙っていて、復讐の鬼となっている。しかし、ドラマはラブコメの要素も強く、特にキム・ソヒョンの美しさが際立っていた。後半になると、ドンジュは王宮の女官になるのだが、重厚な歴史劇としても見応えがあった。なお、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で大人気となったカン・テオが悪役に扮しているのも注目だ。
●キム・ソヒョン主演時代劇/その3『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』
(2021年/KBS/全20話/脚本ハン・ジフン/演出ユン・サンホ)
出演者(役名)=キム・ソヒョン(ピョンガン王女)、ナ・イヌ(オン・ダル)、イ・ジフン(コ・ゴン)、チェ・ユファ(ヘ・モヨン)
韓国の有名な物語「ピョンガン王女と馬鹿のオン・ダル」をベースにしたストーリーで、キム・ソヒョンが演じるピョンガン王女はまさに「鉄の女」だ。子供のときに母親である王妃が殺されてしまい、記憶喪失によって刺客にもなった。立ち直ってからは高句麗の権力を独占しようとする狡猾な高官と激しく闘っていく。
さらに、愛国心が強い王女として国をしっかり守る。キム・ソヒョンは意志の強い烈女を巧みに演じたが、特に、共演相手のナ・イヌと呼吸もピッタリ合っていた。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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