俳優チェ・スジョンが今度はカン・ガムチャン(姜邯賛)将軍に変身する。
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チェ・スジョンが出演する韓国KBSの大河ドラマ『高麗契丹戦争』(原題)は、契丹の侵攻を阻止した高麗時代の武将、カン・ガンチャンによる貴州の戦いを描く時代劇だ。
主人公は、高麗の第8代王・顕宗(ヒョンジョン)とカン・ガムチャン将軍。そのうちカン・ガムチャン将軍役をチェ・スジョンが務め、深みのある演技を披露する。
チェ・スジョンといえば、ネット民の間では「高宗(コジョン)、純宗(スンジョン)、チェ・スジョン」と呼ばれるほど時代劇でお馴染みの俳優だ。
『太祖王建』での高麗を建てた王建役をはじめ、『大祚栄』では渤海の初代王、『大王の夢』では三国時代を統一した新羅第29代・太宗武烈王、キム・チュンジュを演じたことで、“王専門俳優”として愛された。
ほかにも『太陽人イ・ジェマ』ではイ・ジェマ役、『海神』ではチャン・ボゴ役、『壬辰倭乱1592』では李舜臣役を演じ、数多くの時代劇で強烈な印象を残してきた。
そんなチェ・スジョンが帰ってくる大河ドラマに、ファンも期待を寄せている。
KBSは昨年の『太宗イ・バンウォン』以来約1年ぶりに新しい大河ドラマ『高麗契丹戦争』の制作に乗り出す。
最近、テレビドラマの視聴層のうち中高年層が増えたことにつれ、『高麗契丹戦争』とチェ・スジョンの出会いにも期待が集まっている。伝統的に大河ドラマの視聴者層には中年男性が多かった上に、チェ・スジョンは長い間中高年層のトップスタートして位置付けられてきたため、シナジー効果が期待されているのだ。
約10年ぶりに大河ドラマに出演するチェ・スジョンの貫禄の演技と新しい姿が、期待を集めている。
(記事提供=OSEN)
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