キム・ヘスとチェ・ウォニョンが、Netflixで配信予定の時代劇『シュルプ』(tvN)で慈愛に満ちた王妃と聖君に扮する。
初回放送を10月15日に控えた『シュルプ』は、問題だらけの王子たちを王世子(王位継承者)にするべく奮闘する王妃の話。
朝鮮のロイヤルファミリーの教育方法をテーマに、子供に対する母親たちの愛と欲望を描く。タイトルの「シュルプ」とは「傘」を意味する昔の韓国語だ。
キム・ヘス扮する王妃のファリョンと、チェ・ウォニョン扮する国王のイ・ホは、王室の厳しい法度によって結ばれたにもかかわらず、5人の息子を持つ仲睦まじい夫婦だ。
キム・ヘスも「国王イ・ホとファリョンは、一国の王と王妃の関係を超えた、本当のソウルメイト」と表現するほど、彼らの関係には深い信頼が基づいている。
そんな2人の間には、内命婦の本当のリーダーである大妃(演者キム・ヘスク)の存在感が強く働いている。
貴人として庶子を国王の座に座らせた大妃は、今もすべてを息子であるイ・ホを中心に考えており、ファリョンと衝突し続けている状況だ。ファリョンと大妃の葛藤は結局、宮中内の暗闘と熾烈な競争に広がり、抑えきれない火花を撒き散らすことになる。
ファリョンが子供たちの教育のために奮闘している間、イ・ホも容易ではない人生を生きる。
幼い頃から格別だった聡明さと絶え間ない努力の末、彼は太平聖代を築いて聖君の称号を得た。
しかし、どの時代にも権力を貪り、王よりも大きな権力を欲しがる臣下は存在するもの。イ・ホもその中心で一線を守りながら統治するため、努力している。
富強な国のおかげで国民は暮らしやすい時代を享受しているなか、ファリョンとイ・ホが暮らす宮殿の中は張り詰めた緊張感が漂う。
王室の内外で紀綱が崩れないよう最善を尽くしているという共通点は、一般的な夫婦のように毎日顔を合わせなくてもファリョンとイ・ホの心が通じ合う理由だ。
夫婦が治めていく宮殿の中には、どんな事情が隠されているのか好奇心をくすぐる『シュルプ』は、10月15日21時10分に韓国tvNで放送開始。Netflixでも同時配信される。
(記事提供=OSEN)
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