Netflixで配信中のドラマ『恋慕』(KBS2)が、国際エミー賞にノミネートされた。
『恋慕』側は10月4日、第50回国際エミー賞のテレノベラ部門の最終候補に上がったことを明かした。
同作は、双子として生まれたが女児という理由で捨てられた女性が兄の死によって男装をし、王世子(王位継承者)になってから繰り広げられる宮廷ロマンス。韓国の時代劇初となる男装女王というテーマと、運命的なロマンスを巧みに描き、人気を博した。
韓国内では最高視聴率2.1%を記録するヒットとなり、Netflixでは12カ国で1位、ワールドランキング4位まで上がるなど、世界的にも人気を証明した。先月22日に開かれた「ソウルドラマアワード」では国際コンペティション部門作家賞(脚本家ハン・ヒジョン)を受賞した。
アメリカ以外の国のテレビ作品を対象とする「第50回国際エミー賞」では、スペイン、ブラジル、中国の作品が『恋慕』と競争する。受賞結果は11月22日にニューヨークで開催される授賞式で発表される。『恋慕』が韓国ドラマ初の国際エミー賞受賞作になるかどうかに期待が集まっている。
『恋慕』の制作会社ARC Mediaのキム・ハンサン、アン・チャンヒョン代表は、「全世界の視聴者に愛された『恋慕』が国際エミー賞にノミネートされたことにとても感謝し、嬉しく思う。韓国時代劇の魅力が世界に通用したことも、胸がいっぱいだ。11月に良い知らせをお伝えできることを願う」と伝えた。
(記事提供=OSEN)
前へ
次へ