テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『哲仁王后~俺がクイーン!?~』で、水刺間(スラッカン)の待令熟手(テリョンスクス)マンボク役で出演しているキム・イングォン。
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水刺間とは、王や王妃の食事を作る厨房のことで女官の仕事の1つである。『哲仁王后』の他に『宮廷女官 チャングムの誓い』などにも登場している。そして、待令熟手とは朝鮮王朝時代に王族の料理を準備していた男性調理師のことだ。
『哲仁王后』でマンボク役を務めているキム・イングォン。ドラマでは『外科医ポン・ダルヒ』で外科専攻レジデントのパク・チェボムを演じ、『美男〈イケメン〉ですね』ではパク・シネ扮するコ・ミナムのマネージャーのマ・フニ役を演じていた。
その一方で映画では活躍し、ベテランならではの演技を披露しているキム・イングォン。数ある映画作品の中で一番の注目作は『王になった男』だろう。
本作は、映画だけでなくドラマでも注目された時代劇で、ドラマ版ではヨ・ジングが主演を務めており、映画版ではイ・ビョンホンが主演を務めた。
舞台となっているのは朝鮮王朝15代王・光海君(クァンヘグン)の時代で、理性を失った光海君の影武者に選ばれた道化師ハソンが真の王として目覚めていく姿を描いている。
そんな映画版『王になった男』で王の護衛官ト部将役を務めたのがキム・イングォンだ。
劇中のト部将は規律を守る真面目な人物で、民の気持ちを大事にする影武者ハソンに興味を持つ。
ちなみに、本作には『トンイ』の主人公を演じたハン・ヒョジュが王妃役を務め、毒見の女官サウォルをシム・ウンギョンが演じた。
シム・ウンギョンは、ドラマでは『太王四神記』や『ファン・ジニ』に出演し、映画では『怪しい彼女』や『新感染 ファイナル・エクスプレス』に出ている。
ベテラン俳優として『哲仁王后』でもすばらしい演技を披露しているキム・イングォンの存在感が本当に強いものだ。ぜひこれまでの彼の出演作にも注目してほしい。
文=大地 康
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