韓流プレミアで放送されている『哲仁王后』で、キム・ジョンヒョン扮する朝鮮王朝25代王・哲宗(チョルジョン)の祖母で、大王大妃(テワンテビ)の純元(スヌォン)王后を演じているのがペ・ジョンオクである。
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ちなみに、『雲が描いた月明り』には純元王后をモデルにした中殿キム氏(ハン・スヨン扮)というキャラクターが登場していた。
その純元王后を演じたペ・ジョンオクは、ドラマ中心に活躍する女優だが、どんな作品に出演してきたのだろうか。
1985年にKBSのタレントとしてデビューした彼女の代表作には、『傷だらけの女たち~その愛と復讐~』、『彼らが生きる世界』、『鉄の王 キム・スロ』、『その冬、風が吹く』などがある。
『傷だらけの女たち~その愛と復讐~』は、ペ・ジョンオクがMBC演技大賞で最優秀女優賞に選ばれた作品で、1人の男をめぐる女同士のバトルを描いている。
タイトルを見てもわかる通り愛憎ドラマで、主演を務めたペ・ジョンオクは、刑事課暴力チームの刑事パク・ジョングムを演じた。
『彼らが生きる世界』はソン・ヘギョやヒョンビンが出演していたドラマで、放送局を舞台にドラマの制作過程を通して、同僚の連帯感や恋愛を描いている。ペ・ジョンオクは本作で大女優のユニョンに扮し、魅力的な演技を披露した。
主に現代劇で活躍しているペ・ジョンオクだが、時代劇にも出演している。それが『鉄の王 キム・スロ』だ。
この時代劇は、チソンが伽耶(カヤ)の最初の王であるキム・スロを演じたドラマで、ペ・ジョンオクはキム・スロの生母チョンギョン役で出演していた。
最後に紹介するのは、『その冬、風が吹く』だ。
チョ・インソンやキム・ボムを始め、『彼らが生きる世界』に出演していたソン・ヘギョも演技を披露している。
本作は、生きるために同姓同名の死んだ弟分の妹である資産家令嬢の兄に成りすました男と、愛を失った盲目の資産家令嬢との禁断の愛と、それを取り巻く様々な人間模様を描いたドラマだ。
他にもたくさんのドラマに出演しているペ・ジョンオクは、ベテラン女優として魅力的な演技を披露しており、『哲仁王后』でも純元王后に扮している彼女の演技にこれからも注目していきたい。
文=大地 康
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