2016年に公開された映画『お嬢さん』で、競争率の高いオーディションを勝ち抜いて主演を務めたキム・テリ。劇中で共演したキム・ミニとの同性愛を熱演した彼女は、優れた演技力で一気に注目を浴びるようになった。
【写真】ナム・ジュヒョクとキム・テリが『二十五、二十一』に出演した理由
そんなキム・テリが出演しているドラマや映画を紹介しよう。
1つ目は『ミスター・サンシャイン』である。
2018年に韓国のtvNで放送されたドラマで、ネットフリックスでも配信されている作品だ。
本作でキム・テリはイ・ビョンホンと主演を務めており、1871年にアメリカに渡った青年が再び祖国朝鮮の土を踏んだ際に待ち受けていた運命を変える出会いと抗いきれない歴史のうねりを描いている。
この『ミスター・サンシャイン』でキム・テリは、朝鮮時代最高の名門家の令嬢コ・エシン役を務めていた。
2つ目は『二十五、二十一』だ。
2022年に韓国のtvNで放送され、ネットフリックスでも配信されており、大きな話題となったドラマである。
キム・テリは、テヤン高校元フェンシング部員のナ・ヒド役で主演を務め、ペク・イジン役のナム・ジュヒョクやコ・ユリム役のボナ、ムン・ジウン役のチェ・ヒョヌクと共演した。
以上の2つのドラマで、女優としての魅力を発揮しているキム・テリは、ドラマだけでなく映画でも注目を集めている。
彼女の出演映画には『お嬢さん』の他に『ムニョン』や『1987、ある闘いの真実』、『リトル・フォレスト 春夏秋冬』、『勝利号』などがあるが、特に注目すべきは『宇宙+人』第1部である。
この『宇宙+人』は7月20日に韓国で公開された映画で、キム・テリ以外にリュ・ジョンヨル、キム・ウビン、イ・ハニやソ・ジソブなどが出演していた。
本作は高麗末を舞台にした作品で、神剣を手に入れようとする道人と人間の体に収監された宇宙人を追う人々の間に、時間の扉が開くことから物語が始まった。
その『宇宙+人』の第1部でも、キム・テリはしっかりとして演技を披露していた。今後も彼女の活躍には注目したい。
文=大地 康
■【写真】『二十五、二十一』でキム・テリが残してくれたものは?
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