『二十五、二十一』のナム・ジュヒョク、新米記者はキャリア最高のキャラ?

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ネットフリックスで人気を集めているドラマ『二十五、二十一』。32歳にして女子高校生を演じているキム・テリの若々しい演技が評判になっているが、相手役のナム・ジュヒョクも表情豊かなイケメン俳優として素晴らしい存在感を発揮している。

【写真】【ナム・ジュヒョクの魅力】最新作『二十五、二十一』で見せた演技が快感!

彼が演じるペク・イジンは、ドラマ前半では苦しい境遇が多かった。父親が経済危機で倒産し、一家は離れ離れになってしまった。それでもバイトを掛け持ちしてペク・イジンは必死に生活を支え、キム・テリが扮するナ・ヒドと一緒に青春の日々を楽しむこともできた。

しかし、弟にまで借金取りが押し寄せるようになり、ペク・イジンは家族を守るために地方に身を隠し、魚市場で必死に働いた。その間はナ・ヒドと音信不通だった。しかし、「会えない時間」が2人を育て、いっそう相手を思う気持ちが募っていった。

その後、再会したとき、2人は成長していた。ペク・イジンはテレビ局の記者となり、アジア大会ではフェンシングを担当した。その大会で金メダルを獲得したのがナ・ヒドだ。ライバルのコ・ユリムに競り勝ったのだ。

画像=tvN

独特の麗しき感性

しかし、誤審問題が起きて、ナ・ヒドは素直に優勝を喜べなかった。このと、ペク・イジンはナ・ヒドのために記者として最善を尽くした。主審に直接取材して誤審ではなかったことを証明したのだ。

実際、新米記者ながらペク・イジンは優秀だった。そんな彼は、かつて押しかけてきた借金取りに対して「自分は絶対に幸せになりません」と約束してしまった。それは心の負い目であったはずだが、給料から貯めたお金を借金取りのアジョシ(おじさん)に返したとき、アジョシは「あの約束は守らなくていい」と言ってくれた。

こうして、ペク・イジンは心の負い目を解き放って、まっすぐにナ・ヒドに向き合うことができるようになった。

そんなペク・イジンをナム・ジュヒョクは独特の麗しき感性で演じている。彼は今まで様々なドラマで多彩な役を演じてきたが、今回のペク・イジンはまさにナム・ジュヒョクにピッタリだ。キャリア最高とも言える主人公に扮して、ナム・ジュヒョクのドラマ後半の演技に注目したい。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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