2022に韓国のtvNで放送され、日本ではネットフリックスでも大きな話題となったドラマ『二十五、二十一』。本作で主演を務めた女優キム・テリがフェンシング選手のナ・ヒド役を務め、俳優ナム・ジュヒョクは相手役として金持ちの家に生まれて、苦労を知らずに育ったペク・イジンを演じた。
【写真】『二十五、二十一』でキム・テリが残してくれたものは?
そんな2人が、『二十五、二十一』の出演したのにはどんな理由があるのだろうか。
それについて、ナム・ジュヒョクは「ドラマの時代背景が98年なので、いろんな世代の視聴者が共感して楽しめそうだなと思ったんです。当時を生きてきた人には思い出を、今の若い子たちには新たな世界を見せられると思い、出演を決めました」と語った。
一方のキム・テリは、「まずは台本がとても面白かったです。読むだけでときめくし、幸せになれる台本でした。私が演じたナ・ヒドは非常に明るくてエネルギーにあふれているキャラクターなんです。監督と話をしながら、作品を作り上げていく過程が楽しくて出演を決めました」と話している。
特に、キム・テリが演じたのはフェンシングの選手なので役作りも大変だったと思う。
その役作りについて彼女は、「フェンシング選手の役なので、ドラマの撮影前に6カ月ほどレッスンを受けました。実際にフェンシングをしてみて『こんなに面白くて、人を悲惨にさせるスポーツがあるなんて』と思いました」と語っていた。
面白いと感じた一方で、すごく大変だとも感じたというキム・テリ。しかし、彼女は自分のことを「ナ・ヒドのように一度始めたことは最後までやらないと気が済まないタイプ」だと評しているので、フェンシングのレッスンでは、泣きながら食らいついていったそうだ。
以上のように、お似合いのカップルとして最後までドラマですばらしい演技を披露していたナム・ジュヒョクとキム・テリ。
これまでも強い印象を感じさせてくれた2人が、次回作にどんなドラマを選ぶのかがとても興味深い。
文=大地 康
■【写真】【驚異の30代】『二十五、二十一』ヒド役キム・テリ
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