Netflix(ネットフリックス)が毎日のように韓国ドラマ祭をやっていてくれるので、配信をフォローするので忙しい、という人が多いのではないだろうか。うれしい悲鳴だ。
【写真】アン・ヒョソプ、ドキッとする“見下ろしSHOT”「ハンサムすぎ」【PHOTO】
特に最近はイケメン俳優が独特のキャラで大活躍している。
『社内お見合い』なら、アン・ヒョソプがハンサムすぎるCEOのカン・テムに扮しているが、キャラの特徴は「無敵」。なにしろ、身分・能力・ルックスで三拍子そろっていて誰もかなわない。
そんなカンペキな男でも弱点がある。それが、創業者の祖父のあまりにしつこい要請で見合いをせざるをえなくなったこと。結局、正体を隠したまま見合いの相手となった女性社員シン・ハリ(キム・セジョン)と出会い、痛快なラブコメが展開されていく。
本来、授賞式でのアン・ヒョソプを見ていると、典型的な恥ずかしがり屋。そんな彼が徹底的に突き抜けて無敵のCEOを演じきっている。そのギャップがとても面白い。
次は、『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』のソン・ガン。彼は気象庁予報官のイ・シウに扮している。上司がパク・ミニョンの演じる課長のチン・ハギョン。主役の2人は上司と部下の関係を振り切って一夜を共にすることになり、秘密的な社内恋愛の当事者になる。
しかし、結婚には難所がある。イ・シウが堕落した父の悪夢から逃れられないで独身主義を貫いているからだ。果たして意固地な男がどう変わっていくか。その変化もソン・ガンの俳優としての見せどころだ。
最後はナム・ジュヒョク。彼は『二十五、二十一』でテレビ局のスポーツ記者ペク・イジンに扮していて、フェンシングのアジア大会に優勝したナ・ヒド(キム・テリ)とハツラツとした青春の日々を過ごしている。
このドラマでは、キム・テリが演じる高校生の「ハマリ役」が大評判になっているが、ナム・ジュヒョクの演技も哀感に満ちていて表現力が素晴らしい。まさに「大人の情感に満ちたイケメン」。その演技に集中するナム・ジュヒョクにとって『二十五、二十一』は代表作になるに違いない。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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