2022年2月28日から4月5日まで韓国のSBSで放送されていたドラマ『社内お見合い』で、俳優アン・ヒョソプと共演していた女優のキム・セジョン。
この『社内お見合い』は、漫画のようなベタな設定ながら、テンポのいい展開で注目を集めたウェブ小説原作のオフィスラブコメディーだ。
本作でキム・セジョンが演じているのは、アン・ヒョソプ演じるカン・テムが社長を務める食品メーカーGOFOODの研究員で、新商品の開発を担当しているシン・ハリという女性である。
彼女はもともと韓国の女性アイドルグループ「gugudan」のメンバーだったキム・セジョンだが、グループ解散後は個人で活動している。
キム・セジョンが演じているシン・ハリは、劇中で女優のソル・イナが扮する親友ヨンソに頼まれて、彼女の代わりに見合いの場に行っては嫌われ女を演じている。
そんなキャラクターを演じるために、キム・セジョンはどんな努力をしたのか。
それについて、彼女は「私はロマンチックコメディーで最も重要なのはエネルギーだと思います。演じる私たちはもちろん、視聴者にもそのエネルギーが伝わるように努力しました」と語っている。
ちなみに、キム・セジョンの親友であるヨンソを演じているソル・イナは、『オクニョ 運命の女(ひと)』で若いころのハン尚宮を演じ、『哲仁王后』では、朝鮮王朝25代王・哲宗(チョルジョン)の初恋の相手である宜嬪(ファビン)に扮していた女優だ。
『社内お見合い』に出演したキム・セジョンは、相手役であるアン・ヒョソプを、「カン・テムともよく似ているのですが、いい意味で少年のようなところがあって、ピュアできれいな心を持っているんです」と評している。
ドラマの中でのキム・セジョンとアン・ヒョソプは、お似合いのカップルだと思えるほど息のあった演技を見せていた。
時代劇でも現代劇でも魅力的な演技を見せてくれるキム・セジョン。『オクニョ』や『哲仁王后』のように、また時代劇に出演するとしたら今度はどんな役を演じるのかが興味深い。
文=大地 康
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