人気抜群の若手俳優に絶対やってほしいキャラクターがある。たとえば、韓国時代劇にかっこよく登場する若様。長身でイケメンの俳優は、韓服に身を包んだ朝鮮王朝時代の若様の役がピッタリだ。そんな若様をまだ演じていない人気俳優をピックアップすれば、どんな顔ぶれが並ぶだろうか。
【写真】『その年、私たちは』の高校生役で自然な演技を見せるチェ・ウシクのかっこよさ
まずは、ソン・ガンだ。
彼はいま、『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』でパク・ミニョンと共演して人気を博している。
このドラマで、パク・ミニョンが演じるのは気象庁総括予報課長のチン・ハギョンで、ソン・ガンは予報官のイ・シウに扮している。2人は上司と部下の関係を乗り越えて大人のラブロマンスを繰り広げている。
そんなソン・ガンには容姿端麗なだけでなく身体の強さが備わっている。それだけに、彼が朝鮮王朝を舞台にした時代劇に出演するなら、悪人たちの跋扈(ばっこ)を許さぬ正統派の若様がピッタリだ。きっと、華麗な殺陣も似合うことだろう。
次は、ナム・ジュヒョク。
彼は、『二十五、二十一』で苦学生からテレビ局の記者になったペク・イジンに扮している。共演相手は若さあふれる女子高校生ナ・ヒドに扮するキム・テリ。2人の息が合った競演によって『二十五、二十一』は韓国で視聴率もよく評判がとてもいい。
ますます充実しているナム・ジュヒョクが韓国時代劇に出演したなら、両班(ヤンバン)の頼もしい御曹司がいい。彼なら、育ちが良くて頭脳明晰なエリートを凛々しく演じてくれるだろう。
三番目に取り上げたいのはチェ・ウシクだ。
彼は映画『パラサイト 半地下の家族』で一気にブレークし、最近はドラマ『その年、私たちは』で人気イラストレーターのチェ・ウンを演じていた。
共演は『梨泰院クラス』で人気を博したキム・ダミで、彼女が広報スペシャリストのヨンスに扮した。
ドラマでは、10年前の高校生時代から続くワケありカップルの別れと復活愛を描いていて、チェ・ウシクの自然体の演技が大好評だった。
そんなチェ・ウシクが時代劇に出たら、若くして大出世した高官の役がふさわしい。頭脳明晰な実力派官僚の役はチェ・ウシクにピッタリだ。彼なら陰謀渦巻く王宮を正して狡猾な悪徳官僚を懲らしめてくれるだろう。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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