少年犯罪の実態を描いたNetflix(ネットフリックス)シリーズ『未成年裁判』が、世界的に人気を博している。
3月2日にOTTランキング集計サイト「FlixPatrol」が発表したところによると、『未成年裁判』はNetflixのテレビ部門でグローバルランキング7位(3月1日付)を記録した。配信開始日の翌日だった2月26日は31位だったが、27日に10位、28日は9位とじわじわ順位を上げた。
グローバルランキングで7位になった3月1日の国別ランキングを見ると、韓国と日本、香港、マレーシア、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムのアジア8カ国で1位を占め、カナダで7位、フランスで10位など、北米やヨーロッパでも多く見られることがわかった。
『未成年裁判』は、地方裁判所の少年部に赴任した裁判官シム・ウンソク(演者キム・ヘス)が、犯罪を犯した若者の事件と向き合いながら彼らに審判を下していく物語。重罪を犯して法廷に立った少年犯に対する裁判と、裁判後の話まで詳細に描いたことで好評を受けている。
従来の映画やドラマでは世間知らずの子供たちが犯す犯罪程度で描かれた少年犯罪だが、『未成年裁判』では少年犯たちの裏側にも注目。彼らに下された処分は妥当かと振り返る一方、彼らを犯罪に追い込んだ親や社会には問題がないか、一石を投じている。
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