女優イ・セヨンが主演時代劇『赤い袖先』(MBC)の最終回について語った。
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最終回の放送前、「19禁(R-18)のシーンが出るかもしれない」と言って話題を集めたイ・セヨン。
そのことについて「実は関心と期待を呼ぶための発言だった」と恐縮しつつ、「実は台本上ではイ・サンがドクイムの肩にある「明」の入れ墨にキスをし、服の結び紐をほどいて服を脱がすまで書いてあった。ところが、キスシーンだけでも美しかったので、それ以上は見せなくても良さそうだと(みんなが)判断した。そこで変えたのが、明け方に起きたドクイムが寝ているイ・サンの顔を見つめ、それに気づいたサンともう一度キスをするシーンだ。残念がるファンの方々には申し訳ないが、それでも良かったと思う」と語った。
イ・セヨンは「チョン・ヘリ脚本家と監督の準備期間がすごく長かった」と伝えながら、「私は女官の生活、日常、台本には出てこない部分がどう存在したか、本を読みながら準備した。実際に正祖と宜嬪成氏の物語を記したものが存在するし、映像などもあるのでたくさん見た」と伝えた。
『赤い袖先』の名シーンを聞かれると、「個人的に最も余韻が長く、記憶に残り続けるシーンはエンディングのシーンだ。ドクイムのことを想い続けるサンだが、現実ではもう叶わない夢となったので悲しかった。そのシーンで映った虹はCGではなく、光の反射で出来たもの。(監督はドクイムが)虹を渡ったと表現していた。そのシーンが眩しいほど美しくて悲しかった」と語った。
また、「台本にはなかったが、現場で追加されたシーン」もあるという。
「側室になったドクイムが外出する女官の仲間だちを寂しく見送るシーンだ。そのシーンは説明を聞く段階から悲しすぎて涙が止まらなかった。その感情を直接的に表現してくれたシーンだと思う」
熱い声援を受けた『赤い袖先』について、イ・セヨンは「すべての作品に意味を持って臨むが、『赤い袖先』はとりわけ爆発的な反応があった」と評価。そして「次回作からはスタート時点に戻るので、感謝の気持ち、幸せだった記憶として残りそうだ。『赤い袖先』は王と女官の切々としたラブストーリーとして覚えていただきたい」と呼びかけた。(了)
(記事提供=OSEN)
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