チャン・ドンユンとキム・ソヒョンが主演している『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』。テレビ東京の韓流プレミアで放送されているが、後半に入っていよいよ佳境に入ってきた。
しかし大丈夫。たとえ見ていなくても、前半のストーリーをダイジェストで読めば、十分にドラマに追いついていける。そこで前半のあらすじを紹介しよう。
離島で住んでいたノクドゥ(チャン・ドンユン)の一家を刺客たちが襲ってきた。その刺客を追いかけてノクドゥは寡婦だけが住む村にたどり着いた。そこは男子禁制だった。
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怪しいとにらんだノクドゥは女装して潜入を開始した。その過程で村のとなりにある妓楼で、妓生(キーセン)の見習いだったドンジュ(キム・ソヒョン)と一緒に住むことになった。
そのドンジュに執心しているのが「若様」のユルム(カン・テオ)だった。こうして、ノクドゥ、ドンジュ、ユルムが奇妙な関係になっていく。
一方、国王の光海君(クァンヘグン/チョン・ジュノが演じている)をめぐる情勢が不穏になっていく。そんな光海君には20年前に死んだはずの我が子がいたが、実は生きていることがわかってくる。
それはなんと、ノクドゥだったのだ。そして、ドンジュにも暗い過去があり、そのことで彼女はひどく光海君を恨んでいて復讐の機会を狙っていた。
さらに、ユルムの正体もわかってきて、彼は光海君の王位を奪い取ろうとする綾陽君(ヌンヤングン)という王族だった。しかも、彼は狡猾な男で非道な手口で人をだましてばかりいた。
結局、ノクドゥは選抜試験に合格して王朝の武官となり、ドンジュも王宮で働き始めた。そんな2人に綾陽君の魔の手がしのびよってくる。
果たして、ノクドゥとドンジュは綾陽君から逃れることができるのか。
そして、かつて良家の令嬢だったドンジュの過去の悲惨な事件とは何か。
さらには、国王の息子としてノクドゥの運命はどうなるのか。
様々な動きが後半に入って一気に集約されてくる。
佳境に入って『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』は本当に面白くなってきた。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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