『100日の郎君様』でド・ギョンスの演技がますます冴えてきた!

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テレビ東京系の韓流プレミアで放送中の『100日の郎君様』は、10月4日で第4話になった。この第4話は、ドラマの中でも特に愉快な場面が次々に展開されていく。

たとえば、主役のド・ギョンスが演じているウォンドゥクは、高価な布団をだまされて買わされて大きな借金を作ってしまう。なにしろ、ウォンドゥクは記憶喪失になる前は王宮で贅沢な暮らしをしていた世子(セジャ)だったのだ。

当時の派手な生活が身にしみついていて、粗末な服や布団には我慢がならないのだ。しかし、現在の自分の境遇を認識できないで、借金を作ってしまうところは大失態だ。妻のホンシム(ナム・ジヒョン)が激怒するのも無理はない。彼女からすれば、働かないで楽ばかりしようとしているウォンドゥは、ただの「怠け者」に過ぎないのだ。

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それで、少しでも働いて借金を返してもらおうと「よろずや」を始めるのだが、ウォンドゥクはドジばかりしてしまう。こうして、ウォンドゥクとホンシムの夫婦は険悪な仲になるのだが……。

このあたりの丁々発止のやりとりは、見ていて本当に面白かった。

『100日の朗君様』でイ・ユルとウォンドゥクを演じたド・ギョンス

今後の展開につながる伏線

とにかく、ウォンドゥクを演じているド・ギョンスの「とぼけた勘違いぶり」の演技が本当に愉快だ。彼は本来K-POPのアイドルなのだが、演技が巧みで、俳優としてとても評価が高い。そうした本領を発揮してド・ギョンスは奇怪な境遇に置かれたウォンドゥクを唯我独尊のイメージで痛快に演じきっている。

本当にド・ギョンスはどんな場面にも対応できる勘がいい俳優だ。おかげで、彼はウォンドゥクを「記憶喪失の混沌とした世界に生きるユニークなキャラ」としてドラマに完全になじませた。特に第4話での数々のエピソードは、物語の面白さを楽しく引き出す役割を果たしてくれた。

しかも、ウォンドゥクには王宮にいた頃の記憶の端緒が徐々に見えてくる。そんな場面でも、ド・ギョンスは多様な表情を次々に繰り出して、今後の展開につながる伏線をいっぱい見せてくれた。

そういう意味でも、第4話は『100日の郎君様』にとって特に重要な回であった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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