キム・ユジョンの新しいドラマが注目を集めている。そのドラマとは、彼女が天才的な画工に扮する『紅天機(ホンチョンギ)』(原題)である。
注目を集める理由はいくつかある。
まずは、キム・ユジョンが久しぶりに時代劇に出演することだ。
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彼女は「天才子役」と称されたときから時代劇と縁が深かった。それは、作品名を見ればよくわかる。たとえば、『イルジメ~一枝梅』『トンイ』『太陽を抱く月』といった有名な時代劇でキム・ユジョンはヒロインの子供時代を巧みに演じていた。
特に『太陽を抱く月』では幼くして命を断たれていく悲劇的な場面で、キム・ユジョンは哀感たっぷりに演じて視聴者の涙を誘った。
そんな彼女は大人の女優として成長したときも『雲が描いた月明り』でキム・ボゴムと共演し、表現力豊かな演技で評価を高めた。
そのキム・ユジョンが5年ぶりに時代劇に主演して朝鮮王朝時代の天才画工に扮するのだから、話題になるのも当然だった。
さらに特筆すべきことは、新作ドラマ『紅天機(ホンチョンギ)』の原作者の存在だ。その原作者は、『トキメキ☆成均館スキャンダル』や『太陽を抱く月』で知られるチョン・ウングォルなのである。
このように、キム・ユジョンにとって本当に思い出深い『太陽を抱く月』の原作者と再び取り組めるのは、彼女にとって大変うれしいことだった。
また、心強いのが監督の力量だ。『風の絵師』『根の深い木~世宗大王の誓い~』『銭の戦争』『星から来たあなた』といったヒット作品で映像美を存分に発揮してくれたチャン・テユ監督がメガホンを取っている。これはキム・ユジョンにとって本当に頼もしいだろう。
こうしてスタッフに恵まれたキム・ユジョンが時代劇で美しい姿を存分に見せてくれる『紅天機(ホンチョンギ)』は、8月30日から韓国SBSで放送がスタートすることになっている。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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