チョン・イル、少女時代ユリ、シン・ヒョンスがMBNドラマ『ポッサム 運命を盗む』(原題/以下、ポッサム)を名場面で埋め尽くしながら、時代劇ファンをテレビの前に集結させた。
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3人は劇中、人生を揺るがす運命と恋に出会うバウ、スギョン、デヨプ役を熱演中。各人物たちの波乱万丈な物語を丹念に演じ、視聴者を魅了している。
(※以下、ネタバレあり)
チョン・イルはポッサム屋(寡婦を連れ去って再婚させる“ポッサム”を行う人)と両班の身分を自由に切り替えるバウの屈曲した人生を迫真の演技で演じ、中心を支えた。
序盤は荒々しく生きてきた男前な姿でイメージチェンジを見せると同時に身分を隠して生きてきた心の傷を眼差しで表現して興味を惹きつけた。
身元が復権された後は、スギョンを守って家門の復讐のために命を惜しまないほどの大胆な活躍を続けている。
運命のいたずらのように絡み合ったスギョンとの恋愛では、荒っぽい言葉の中に隠された温かい愛情を示し、自分の気持ちを自覚してからはストレートな言動で愛し上手な姿を披露した。
バウを通じてすべての魅力を引き出したチョン・イルは、「時代劇職人」しての存在感を遺憾無く発揮している。
また、バウの勘違いでボッサムされてしまう翁主(=王女)、スギョンに扮したユリは、回を重ねるごとに大きな反響を呼んだ。端麗な韓服姿と、威厳と気品が共存する安定した発声で放送前から寄せられた期待に応えたのだ。
自分の道を開拓していくスギョンの成長と変化を見事に演じながら新しい代表キャラクターを誕生させ、「ユリの再発見」と絶賛を博した。
シン・ヒョンスは初恋の相手であるスギョンを遠くから見守るしかないデヨプの悲しき片思いに説得力を与えた。さらにはバウとスギョンが危険に晒された瞬間、自分が犠牲になるという剛直な行動まで見せ、多くの視聴者を虜にしている。
MBN側は「バウ、スギョン、デヨプは時間が経つにつれて一致団結し、危機を乗り越えてきた。ただ、取り返しのつかない最後の葛藤を控えている。3人の運命はどのような結末を迎えるか、最後まで見守っていただきたい」と伝えた。
『ポッサム 運命を盗む』は、韓国MBNにて毎週土・日曜21時40分に放送中。日本ではKNTVにて8月に第1話先行放送、9月より本放送スタート予定。
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