韓国MBNの時代劇『ポッサム 運命を盗む』（原題／以下、ポッサム）が、海外の視聴者の心を鷲掴みにした。
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朝鮮時代の風習だったポッサム（寡婦を連れ去って再婚させること）という題材と、俳優チョン・イル、少女時代ユリらの好演で注目を集めている『ポッサム』は、6月19日に放送された第15話の視聴率が自己最高記録の8.8％を打ち立て、同局ドラマ史上最高視聴率を塗り替えた。
そんななか、韓国のみならず、海外でも人気を広げている。
最近、アメリカ、ヨーロッパ、中東、オセアニア、アジアなどで配信されている動画配信サービス「viki」では、『ポッサム』がアメリカ内のコンテンツランキングTOP10に上がった。また、サービス利用者評価でも10点満点中9.4点を記録するほど好評を得ている。
海外ファンの熱烈な支持により、第1話の放送はポーランド語、ギリシャ語、アラビア語など11カ国語の字幕が付けられ、より多くの海外ユーザーに広まっている。
また、台湾の3大通信会社の1つ「遠傳 FET」が運営する動画配信サービス「friDay」でも配信されており、視聴者評価も5点満点で4.8点を記録し、作品性を認められた。「チョン・イルとユリの韓服姿、彼らのアクション演技は見応えがある」というメディアの好評に支えられ、台湾の4大テレビ局の1つである「GTV」で放送される予定だ。
MBN側は「今年9月からは日本の韓流専門テレビ局「KNTV」で放送される予定で、ベトナム、フィリピン、シンガポールなどの地上波でも放送を予定している。より多くの海外視聴者に出会い、グローバルな韓流コンテンツとして生まれ変わるものと期待される」と説明。
続いて「あと4話を残しているなか、全スタッフが力を注ぎながら最後に向かって走り続けている。今後、どんでん返しの展開が待っているので、最後までお付き合いいただきたい」と述べた。
『ポッサム 運命を盗む』は、韓国MBNにて毎週土・日曜21時40分に放送中。全20話予定。日本ではKNTVにて8月に第1話先行放送、9月より本放送スタート予定。
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