名作秘話『マイ・ディア・ミスター』主演のIU、実は降板を申し出ていた!!

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平日の月曜日から金曜日までBS朝日で放送されている韓国ドラマの『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』は、イ・ソンギュンとIU(アイユー)が主演している。

イ・ソンギュンが演じるドンフンは建築会社の部長で、その会社で派遣社員となっているのがIUの扮するジアンだ。

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このジアンは、亡き父親が残した借金にずっと苦しめられていて、どん底の生活を強いられた。性格も暗く、誰も信用せず、まったく笑顔を見せない。

会社でも煙たがられているのだが、そんなジアンをドンフンはずっと気にかけていた。乗り降りする地下鉄の駅が同じなので、二人は常にお互いを見かける。そこから、年齢差を超えた不思議な因縁が始まっていくのだが、ジアンを演じるIUは、ドラマの序盤から体調がずっと悪かった。

IU

女優という存在感

しかも、演じた場面は極端に暗いシチュエーションばかりだった。そういう理由で、IUのストレスも極限に達してしまった。

彼女は監督に対して、自分の撮影に要した経費を弁済したうえで降板したい、と伝えたという。本当に、これ以上は撮影を続けられない、という切羽詰まった状況だったのだ。

しかし、監督は「IUの演技がすばらしく、絶対にこのドラマに必要だ」ということを粘り強く説明した。

その言葉を聞いて、IUはもう一度、役に取り組む熱意を持つことができるようになった。

以後のIUは、集中力を切らさず演技に没頭できたという。

実際、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』の全般を通して、IUの演技は本当に良かった。彼女は歌手としても大活躍しており、マルチなタレントというイメージも強かったのだが、このドラマを見ていると、まさに本格派の女優という存在感を濃厚に持っている。

何よりも彼女は沈んだ表情の中でも多彩な感性をキラリと見せており、それがドンフンとの交流の中でうまく変化していた。よほど勘が良くないとできない演技の数々であった。

そういう意味でも、『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』はまさにIUの女優魂を感じさせてくれるドラマだった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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