テレビ東京の韓流プレミアで放送されているチョ・スンウ主演の時代劇『馬医』で、恵民署(ヘーミンソ)の署長であるコ・ジュマン役で出演している俳優のイ・スンジェ。
彼が演じるコ・ジュマンは、医療現場の腐敗を正そうとする公正な心を持ち、主人公のペク・クァンヒョンの才能を見抜いて師匠として指導する人物だ。
【関連】名優イ・スンジェが『馬医』のコ・ジュマン役を引き受けた意外な理由
そんなキャラクターに扮するイ・スンジェは、チョ・スンウに演技に太鼓判を押すほど評価している。
チョ・スンウは、ドラマだけでなく映画やミュージカルでも活躍している俳優なので、たとえ分野が違くても、1つの作品を作る作業に関しては十分に理解できているだろう。
つまり、彼自身が演技の基本となる考え方を持っているので、自分の作品を深く分析することができるのである。
さらに、チョ・スンウが一言一言セリフを丁寧に言おうと努力していることや、自身が演じるペク・クァンヒョウの人物像を作り出すために真剣に悩んでいることも評価している。
この『馬医』は2012年に初めて放送されたドラマで、当時のチョ・スンウにとってはドラマ初出演となった作品なのだ。
ベテラン俳優として多くの時代劇で演技を披露してきたイ・スンジェは、チョ・スンウに様々なアドバイスをした。
その様子はまるで師匠と弟子で、まるで『馬医』の物語のコ・ジュマンとペク・クァンヒョンの関係を感じさせてくれる。
さらに、撮影中に作品やお互いの役柄についてチョ・スンウと話すのは楽しかったというイ・スンジェ。これから物語は徐々に後半に向けて進んでいく。その中で彼はどんな演技を見せてくれるのか。
文=大地 康
■【関連】『馬医』歴史解説!朝鮮王朝時代に庶民の治療をしていた「恵民署」とは?
前へ
次へ