『ヘチ』で知っておきたい「夜茶時=ヤダシ」とは何か

このエントリーをはてなブックマークに追加

NHKで毎週日曜日の午後11時から放送されているチョン・イル主演の時代劇『ヘチ 王座への道』。

このドラマの物語の中で、「夜茶時(ヤダシ)」という言葉が出てくるのだが、それはいったい何なのだろうか。

【関連】世弟セジェと王様・景宗のホントウの関係に注目すると『ヘチ』はもっと面白くなる!!

「夜茶時」とは、高官を糾弾するなどの非常時において、司憲府(サホンブ)の監察たちが夜中に茶時庁(タシチョン)という司憲府内の建物に集まることを指している。

これまでの『ヘチ』の放送の中でも、第1話と第15話でこの「夜茶時」が描かれている。

写真=韓国SBS『ヘチ 王座への道』韓国ポスター

物語の展開に

第1話では、俳優イ・ピルモ扮する司憲府の監察ハン・ジョンソクが不正の疑いがある領議政(ヨンイジョン)で、老論派(ノロンパ)のキム・チャンジュン(イ・ウォンジェが演じている)を糾弾した。

その理由は、不正の疑いの他にも捕盗庁(ポドチョン)に圧力をかけて司憲府が追っていた殺人事件をもみ消したからだ。

一方、第15話ではクォン・ユル扮するパク・ムンスが、兄のように慕っていたハン・ジョンソクを殺害した犯人を、ハン・サンジン演じるウィ・ビョンジュだと確信して「夜茶時」を行なおうとしていた。

以上のように、ドラマでも何度か描かれている「夜茶時」。もしかしたら、今後の放送のなかでもその様子が描かれる可能性もあるかもしれない。

前回の放送で、20代王・景宗(キョンジョン)の王名により、内禁衛兵が密豊君(ミルプングン)を捕らえるために動いた。

さらに、タルムンが清の人身売買の承認を捕らえ、パク・ムンスはト・ジグァンを捕らえに妓房(キバン)に向かった。

果たして、ここから物語はどう展開されていくのか。予測ができないだけに放送を見るたびに驚かされる。

30日の放送も本当に楽しみだ。

文=大地 康

【関連】『ヘチ』の転換点か。世弟=セジェはなぜ国の現実を嘆くのか

【関連】『ヘチ』に登場する景宗と延礽君の関係は歴史的にどうだったか

【関連】『ヘチ』主演チョン・イルがヨニングンを演じ意識した意外なこととは?

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事