テレビ東京の韓流プレミアで放送中の時代劇『馬医』で、主人公は俳優のチョ・スンウが演じるペク・クァンヒョンだ。
まだ子供だった彼が馬医となるきっかけになったのが、ドラマの第4話で兵に追われたクァンヒョンが矢を受けて海に落ちた後、瀕死の状態でたどり着いた牧場で謎の医師に命を救われたことだ。
その後、クァンヒョンはその牧場で馬医として働くことになったのである。
そのペク・クァンヒョンが馬医として成長するきっかけとなったのが、ドラマの第5話で描かれている。
それは、馬市で彼が世話していた馬が暴れたことだ。それによって、俳優ソン・チャンミン扮するイ・ミョンファンの息子のソンハが怪我をしてしまったのである。
幸いにも近くにいた女優ユソン演じるチャン・インジュの応急手当のお陰でソンハは一命を取り留めたが、ソンハを怪我をさせた罰として、その暴れた馬は首を切られて怪我をしてしまう。
ペク・クァンヒョンは何とかその馬を救おうと謎の医師に助けを求めるが治療は難航。その末にクァンヒョンが馬に鍼を打つことになったが、なんとか馬の治療に成功し、馬医として成長したのである。
しかし、馬医は身分でいえば最下層の奴婢に当たる。果たして、物語は今後どのように展開されるのかが興味深い。
ちなみに、そのクァンヒョンの子供時代を演じているのは、子役のアン・ドギュだ。
彼は、この『馬医』以外にも、『奇皇后』のチュ・ジンモ扮するワン・ユの少年時代、『華政』のハン・ジュワン演じるカン・イヌの少年時代、そして『七日の王妃』ではイ・ドンゴン扮した10代王・燕山君(ヨンサングン)の少年時代を演じてきた。
そんなアン・ドギュの演技を『馬医』でしっかりと見ておいて、少年時代のクァンヒョンが大人としてどう成長するのかが楽しみだ。
文=大地 康
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