『善徳女王』に主演したイ・ヨウォンの美しさは今も変わらない!

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イ・ヨウォンが主演した『善徳女王』(全62話)が韓国のMBC で放送されたのは2009年だった。すでに11年が経つが、今でも『善徳女王』は時代劇の傑作として視聴者の記憶の中に鮮明に残っている。

とにかく、朝鮮半島の歴史の中でわずか3人しかいない女王を主人公にしたところが斬新だった。狙いは当たり、『善徳女王』は最高視聴率が40%を越える大ヒットとなった。

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しかし、ストーリーは史実とかなり違っていた。ドラマでの善徳女王は、双子の妹として生まれ侍女に育てられるが、あらゆる困難が襲いかかってきて、主役のイ・ヨウォンは恐ろしいほどの苦労ばかりしていた。しかし、それがまた、彼女を応援する人たちを倍増させ、ドラマの人気をずっと高めていた。

ドラマと違って史実では、果たしてどうだったのだろうか。

イ・ヨウォン

イ・ヨウォンの存在感

歴史書『三国史記』によると、実際の善徳女王はさしたる困難もなく「順番だから」というように王位に就いていた。それは次の記述からもうかがえる。

「善徳女王の名は徳曼(トンマン)で、真平王(チンピョンワン)の長女である。徳曼は生まれつき情が深く、とても賢明だった。王が亡くなって子供がいなかったので、人々に推挙されて王になった」

この記述の中に善徳女王の波瀾万丈の人生を感じさせるものはない。娘ではあるが、親である王が亡くなったのでごく自然に王を引き継いだ感じだ。しかし、これではドラマにならないので、「女王だった」という既成事実だけを生かし、あとは創作して時代劇『善徳女王』が生まれた。

何よりも、善徳女王に扮したイ・ヨウォンの演技が本当に良かった。

『善徳女王』のあと、イ・ヨウォンは「時代劇の巨匠」イ・ビョンフン監督の指名を受けて、『馬医』でも重要なキャラクターを演じた。そうした作品を通して、彼女は「時代劇で人気が高い女優」というイメージを定着させた。

最近のイ・ヨウォンは、2019年にMBC で放送されたドラマ『異夢』に出演して存在感を示した。変わらぬ美貌を誇っており、今後も活躍を大いに期待されている。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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