14の国と地域から約400名のメディア関係者が見守る中で行われた「ディズニープラス・オリジナル・プレビュー2025」。
イベントでは、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で独占配信を予定しているAPAC(アジア太平洋地域)向けの多彩なオリジナル作品をはじめ、注目作を一挙に発表した。
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APACオリジナル作品の中でも注目度の高い韓国コンテンツのステージには、今秋から2026年にかけて配信を控える『捏造された都市』『メイド・イン・コリア』『ゴールドランド』『殺し屋たちの店』シーズン2、『再婚承認を要求します』など、世界的人気を誇る豪華俳優陣と監督が登壇。それぞれの作品について熱く語った。
また、『殺し屋たちの店』シーズン2に出演する岡田将生のサプライズ映像コメントも公開され、会場を沸かせた。韓国コンテンツが発表されたステージの模様を以下にレポートする。
◆『捏造された都市』はチ・チャンウク、ド・ギョンス(EXO D.O.)が登壇!
現在、独占配信中の『捏造された都市』から、W主演を務めているチ・チャンウクとド・ギョンスが、モノトーンのスーツで登場。『メリーベリーラブ』(仮)のステージ登壇に続いて再度登場したチ・チャンウクは、余裕のある面持ちでド・ギョンスをリードする。
チ・チャンウクは、「今作は、10年前に出演した映画『操作された都市』と同じ世界観を持つ作品なので、思い入れが強く、責任感を持って挑みました。視聴者の方がテジュンの目線を追いかけられるよう、彼の感情を大事に表現したいと思いました」と意気込みを語った。
ド・ギョンスは、「ディズニープラスがNO.1です!」とウィットにとんだ一言で会場を沸かせると、初の悪役への挑戦に対し、「恐れよりも、新しいキャラクターを演じられるワクワクの方が大きかったです。実際に経験することができないキャラクターなので、イマジネーションを膨らませるのと同時に、台本に忠実に演じることに注力しました。見ている皆さんが、本当にこの人は悪い人なんじゃないか、金輪際見たくないという思いを抱くような演技がしたいと思いました」と語り、「(悪役は)思ったよりも、楽しい経験でした」と振り返った。
◆『メイド・イン・コリア』はヒョンビン、チョン・ウソン、ウ・ドファンが登壇!!
『メイド・イン・コリア』からは、ヒョンビン、チョン・ウソン、ウ・ドファン、ウ・ミンホ監督が登壇。ウ・ドファンが「ウ・ミンホ監督と作品を作ることに魅力を感じた」と作品への参加理由を語ると、チョン・ウソンは、「はじめこの役は自分には合わないと思ったんです。エネルギッシュで覇気のある俳優が適切ではないかと考えましたが、台本を読み、自分と重なる部分もあると思い、オファーを受けました」と、悩んだ末の参加だったことを明かした。
ヒョンビンは「シナリオの持っている力に惹かれました。70年代の時代背景にフィクションが加わって、頑丈な物語ができました」と自信を覗かせた。
映画での共演経験のあるチョン・ウソンとヒョンビンは、黙っていても互いへのリスペクトを感じる雰囲気。見どころについてはチョン・ウソンが「史実とフィクションが織り交ざった作品。事件に巻き込まれた人たちの物語、生き残るためには人はどれほど欲望に忠実になるのかに注目してほしい」と語ると、ヒョンビンも「一人一人の生き様と、欲望がぶつかり合う感情」と同意し、ウ・ドファンも「自分ならどうするだろうと、自分を重ねながら観るのも楽しいと思う」とコメント。監督は、「1970年代を背景とした作品を観て参考にしました。二人(ヒョンビンとチョン・ウソン)のどちらが勝つのかを中心に観てもらいたい」と期待を持たせた。
最後に今作を観るべき理由を一言で、という質問が投げかけられた際には、「おもしろいから」(チョン・ウソン)、「強力なキャラクタードラマ」(ウ監督)、「『メイド・イン・コリア』だから」(ウ・ドファン)と次々と回答。
ヒョンビンが悩んでいると、記者から「かっこいいから!」という黄色い声が。その回答に嬉しそうに微笑みながら「それはご覧になってからおっしゃってください」と返すヒョンビンに、多くの記者がノックダウンされていた。
◆『ゴールドランド』はパク・ボヨン、キム・ソンチョル、イ・ヒョヌク
『ゴールドランド』からは、パク・ボヨン、キム・ソンチョル、イ・ヒョヌク、キム・ソンフン監督が登場。監督は、「人間の欲望とはどれだけ大きいものなのか、どう付き合っていかなければいけないのかを描きたかった」と話した。
記者から“登場人物たちのように1500億の価値のある金塊が手に入ったら?”という質問が投げかけられると、パク・ボヨンは「内緒にして、ゆとりをもって仕事をすると思う」と回答。キム・ソンチョルが「ただほど怖いものはないので、いいことに使うと思う」と話すと、「全額?」と目を丸くして驚いた様子を見せるパク・ボヨン。イ・ヒョヌクは、「(お金持ちになったことが)ばれないように少しずつ使う」と現実的な回答。
監督が「苦労した今作の俳優たちにご飯をおごりたい」と語ると、すかさずキムが「今でもいいんですよ」とにやり。4人で笑いあう姿に、ドラマの撮影現場の和気あいあいとした雰囲気が思い起こされた。
◆『殺し屋たちの店』シーズン2はイ・ドンウク、キム・ヘジュン!!
舞台袖から両手をいっぱいに広げてノリノリで登場したイ・ドンウク。「シーズン1がこれほどヒットするとは思いませんでした」と語ると、「シーズン1ではジンマンの再登場で終わりましたが、それはシーズン2につながる重要な仕掛けでした。それをうまく演じ切るのが大事だと思いました。シーズン2でもジンマンの謎は続きます。シーズン1よりもアクションがスケールアップし、パワーアップした作品が見られると思います」と期待をあおった。
シーズン1で初めてアクションに挑戦したキム・へジュンは、今回、アクションのさらなる進化を予告。「銃を扱うシーンで、本格的なアクションが見せられると思う」と胸を張った。シーズン2を届けられることがとにかく嬉しいと喜ぶ、チーム『殺し屋たちの店』。
ジンマンたちを追うバビロンの一味として出演する岡田将生は残念ながら別仕事のため欠席だったが、「シーズン1が愛された魅力はそのままに、スケール感がアップした作品となっています。慣れないアクションにも全力で挑みました。楽しみにしてください」とビデオメッセージを届けた。
◆『再婚承認を要求します』はシン・ミナ、チュ・ジフン、イ・セヨン!
人気ウェブトゥーンとウェブ小説を原作とする『再婚承認を要求します』。登場人物のスチール公開段階から、記者たちのすさまじいリアクションで会場は大盛り上がり。質疑応答中の記者たちの熱視線が、作品への期待度を証明していた。
ヒロインを演じるシン・ミナは「人気のある原作がどのようにドラマ化されるのか気になりました。私が演じるナビエは、数年間、皇后という座を守るために常に緊張感を持ち、何かを学び努力をしていく人。私も職業柄、気を遣ったり学んだりすることが多いので、似ているところは多いと思います。似ていない部分は……。それ以外のところです」とほほ笑んだ。
同じく、人気作の映像化に興味を持ったというチュ・ジフンは、「共通点はフィジカルがいいところ。違いといえば、僕はソビエシュだけの財力と権力に恵まれていないところです」とウェットな回答で会場を沸かせた。
一方、ファンタジーはこれが初、というイ・セヨンは、「逃亡奴隷から、皇帝の側室になりあがる役。ピュアだったのが経験していない環境に置かれ、欲が出てきてしまう。純粋悪という感じ。…私にもたまにこういう面があるかもしれない」と役との共通点を分析していた。
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