『帝王の娘 スベクヒャン』チェファの父親役の俳優が経験した苦労とは?

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『帝王の娘 スベクヒャン』で、ミョン・セビン扮するチェファの父親のペク・カ役で出演しているのがアン・ソクファンである。

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ドラマに登場するペク・カは、イム・セミ扮するウネ王后の父親でチョン・ソンモが演じているヘ・ネスクに暗殺をそそのかされ、百済の24代王・東城(トンソン)王を暗殺した人物だ。

そんなキャラクターを演じたアン・ソクファンは、『帝王の娘 スベクヒャン』以外にも時代劇に出演している。

『風の絵師』ではムン・グニョン扮するユンボクの養父のシン・ハンピョン役を務め、『根の深い木-世宗大王の誓い-』では右議政(ウウィジョン)のイ・シンジョクに扮していた。

さらに、『帝王の娘 スベクヒャン』でソルラン役を務めるソ・ヒョンジンがシム・ファリョン役で出演している『火の女神ジョンイ』で、アン・ソクファンは日本の武将である豊臣秀吉役を務めていた。

アン・ソクファン

ベテラン俳優ならではの実力

上記の作品以外にも、『王の顔』『六龍が飛ぶ』『100日の朗君様』にも出演しているアン・ソクファン。

彼は舞台出身の俳優で、「千の顔も持つ男」と称されているが、父親の事業で失敗が原因で運送会社で働いていたという。勉強に関しては夜学に通い、演劇サークルで演技も学んでいたそうだ。

大学を卒業した後は、劇団委所属してさらに演技の経験を積みながら無名の時代を過ごしていたアン・ソクファン。演劇界で名が知られるようになると、様々なキャラクターに対応した演技を披露して、注目を浴びるようになった。

ちなみに、アン・ソクファンは現代劇でも『スキャンダル』『名もなき英雄(ヒーロー)』『医心伝心』などに出演している。

ベテラン俳優として今後も、アン・ソクファンならではの演技で楽しませてくれるだろう。

文=大地 康

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