2020年に韓国で放送されたドラマ『サーチ～運命の分岐点～』は、DMZ（非武装地帯）で起きた謎の事件を解決するために、軍用犬のハンドラーと女性中尉たち軍人の活躍を描いた作品だ。
この『サーチ～運命の分岐点～』で、兵長で軍用犬と共に捜索を担当するハンドラーのヨン・ドンジン役を務めた俳優のチャン・ドンユン。
彼は、2017年の『恋するレモネード』や2019年の『ノクドゥ伝～花に降る月明り～』といったドラマに出演している。
そんなチャン・ドンユンは、『サーチ～運命の分岐点～』に出演した理由について、「軍隊が舞台でスリラーや恐怖ものの要素もあり、斬新ではなるが普遍的な面白さもあるので、新しい挑戦をしたいと思ったから」と語っている。
さらに、劇中で軍用犬を扱うということもあり、撮影前に数カ月かけて訓練を受けたという。
しかし、動物が好きだというチャン・ドンユンだが、相棒となる犬のほうは慣れない撮影現場に戸惑ってナーバスになってしまったらしく、撮影には苦労したそうだ。
その一方で兵役の経験がある彼は、軍人の役作りには苦労しなかったらしく、共演した男性俳優陣はみんな兵役の経験があったらしく、自然と軍での経験談を話していたという。
そんなチャン・ドンユンの相手役として、化学兵器のエキスパートで、優秀なエリートの女性中尉ソン・イェリムを演じたのは、クリスタルという名前でアイドルグループf(x)のメンバーとして活躍するチョン・スジョンだ。
彼女と息のあった演技でファンを楽しませたチャン・ドンユン。3月28日から撮影が始まった映画『アフター』に出演することが決まっている。
犯罪スリラーをテーマとしたこの映画で、連続殺人鬼のジンヒョクという人物に扮する彼は、いったいどんな演技を見せてくれるのかが興味深い。映画が公開される日を楽しみに待っていよう。
文＝大地 康
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