現在、NHKで放送されている『ヘチ 王座への道』で、主人公のイ・グムことヨニングン(延礽君)を演じている俳優チョン・イル。彼は、自らが演じた延礽君を信念や正義など、人間としてかならず持つべき徳目を備えた人物だと評している。
この『ヘチ 王座への道』は2019年に韓国で放送されたドラマで、チョン・イルの兵役除隊後の出演作としても話題となった。
【関連】『ヘチ』ではチョン・イルの奥深い演技によって物語がどう変わるか
彼が除隊後に『ヘチ』に出演することを決めた理由は、作中に登場する魅力的なキャラクターを見て「やりたい」という気持ちになったからだという。
その中で、チョン・イルは延礽君のことを、信念や正義といった人間としてかならず持つべき徳目を備えている人物だと評している。
チョン・イルは、この『ヘチ』に出演する前は、自分のことを第一に考えていたようだが、作品に出演したことで違う考えを持つようになったという。
さらに、彼は延礽君のことを、常に国民のことを大事にする気持ちを持っており、自分と違う意見を持つ者たちのこともしっかりと受け止めて、その人たちとともに歩む道を探し求める人物だと分析している。
しかし、異なる意見を持つ者たちとともに歩むのはそんな簡単なことではない。それでも延礽君は、どんな困難なことでもあきらめずにみんなと生きる道を探そうとする。さらに、その中で自分がどのように生きるべきかを悩む姿にも魅力を感じているようだ。
以上のように、『ヘチ』で主人公に扮したチョン・イルは、自分が演じるキャラクターの魅力をたくさん感じたらしく、その魅力をドラマの中でしっかりと発揮していた。
それは、チョン・イルがこれまでに俳優として様々な経験を積んできたからこそできたことなのではないだろうか。
これからの物語の中で、彼は延礽君の魅力をどのように演じていくのか。毎週日曜日の午後11時から放送されているだけに、次回の放送がとても待ち遠しくなる。
文=大地 康
■【関連】『ヘチ』でチョン・イルは仲間への信頼を真摯に演じきっていた!
前へ
次へ