『イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~』の主演女優チョン・ドヨンが、終盤の展開に対するた否定的な反応について自分の考えを明かした。
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チョン・ドヨンは劇中、ハンドボール韓国代表出身で惣菜屋の店主、ナム・ヘンソン役を熱演。実姉の娘と弟の面倒を見て家族を支えながら、数学のスター講師チェ・チヨルと甘いロマンスを繰り広げた。
映画界では“カンヌの女王”として重く、強いキャラクターを主に演じてきたチョン・ドヨン。『LOST 人間失格』以来2年ぶりとなったドラマ復帰作『イルタ・スキャンダル』で久しぶりにラブコメに挑戦し、“ラブコメ女王”は健在であることを証明した。
ただ、終盤の展開では周辺人物のエピソードが増え、ヘンソンとチヨルの出番が減ってしまったことに対し、不満の声が上がったのも事実だ。
チョン・ドヨンは「始まりはラブコメだったけど、1つのジャンルではないことは認識していた。それについては特に異論はなかった。俳優たちは作品に入り込んでいて、視聴者よりも物語に深く入り込んでいて、客観化するのが難しかった。私はジェウのキャラクターが大好きで、撮影中もずっと癒された。一つの家族になっていく感じだった」という。
また、「人々の反応が良くないと言われて、心配した。ところが、視聴率は上がっていた(笑)。私が思うに、人々は見たいと思うエピソードが多い。そういうさまざまな姿を持っているのがこのドラマだ。(反応が悪いので)視聴率が下げるべきだが、逆に上がったので私の出番が減ったから?とも思ったり(笑)。いろんな話があって、見たいと思う話が随所にあったから大目に見てくださったのだと思う」と語った。
いつもインタビューをするたびに「ラブコメがやりたい」とアピールしていた彼女は、今回の『イルタ・スキャンダル』で満足したのだろうか。
「私は十分満足している。演技に対する満足だけではなく、周りの反応もそうだし、私が見たかった自分の姿を見せてくれた作品だったと思う。明るく笑う自分の顔を見るのは久しぶりだ。実は私もそれが見たかった。だから満足する。家族みんなで視聴したが、娘や母と(自分の出演作を)一緒に観たのは本当に久しぶりだった。だから気持ちよかったし、心強かった。私も家族で観られる作品に出演したと胸を張れた」
チョン・ドヨンが主演した『イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~』は最終回の視聴率が17%(全国平均/ニールセンコリア調べ)で有終の美を飾った。現在、Netflixで配信中。
(記事提供=OSEN)
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