俳優チョン・ギョンホが『イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~』代表キャラクターを追加した。
【関連】チョン・ギョンホもラブコメ職人だった!“魔性の魅力”
先日、『イルタ・スキャンダル』の放送終了記念インタビューに応じたチョン・ギョンホは、「サスペンス要素があったのでひたすら温かいラブコメとは言えないが、温かいロマンスをたくさん応援していただいたようだ。もう知っている話、ありふれた話かもしれないが、キャラクターが生きているように表現したので、他のドラマよりもう少し響きがあったのではないかと思う」と感想を語った。
彼は劇中、数学のスター講師、チェ・チヨル役を熱演し、視聴者を魅了した。自分のことを「1兆ウォンの男」と自慢するが、憎めないキャラクターを見事に描き、愛らしく病弱な魅力で女性ファンの心を揺さぶった。
「実際にはチヨルほど気難しいほうではない」と笑ったチョン・ギョンホは、「ただチヨルの成長ドラマ、温かいご飯で結ばれる縁と、1つの家族になるストーリーをうまく描きたかった。チヨルがヘンソンのお弁当を食べながら変わる部分を最も大きなポイントとして考えた」と強調した。
続けて「以前はイルタ講師(=No.1講師)の存在を全く知らなかった。彼らの人生も、数学も、ママたちの集まりや私教育の影響力も全く知らなかった。2カ月間、顧問の先生と一緒に過ごしながら、講義の映像を見てたくさん練習した。数学は全く分からないので、理解は諦めて丸暗記した。黒板まで買ってきて練習した」と、役作りの努力をアピールした。
そのおかげでチョン・ギョンホはインパクトあふれる説明とスムーズな解説、さらには派手なキックのパフォーマンスを加え、実際の数学講師のようなキャラ作りに成功した。そこにチョン・ドヨンとのラブラインも完璧だった。
チョン・ギョンホは「幼い頃からチョン・ドヨン先輩の演技が大好きで、感銘を受けていた。僕は変化の激しい俳優になりたいと思っていたが、変わらないものを持っているというのは凄いことだった。先輩の演技が好きな理由が分かった。話し方、呼吸、笑い声、30年以上の積み重ねが大切なのだと思った。だから2人のツーショットが出たらモニターで再確認したりした。すごく良かった」と笑顔を見せた。
そして「台本が良かったし、監督が遊び場を作ってくれた。チョン・ドヨン先輩と気楽に演技した。楽しく全部受け入れてくれたから、うまくいったと思う。チョン・ドンヨン先輩は演技を偽らない。頭の中、心に響かなくても表現しなければならないことがあるのに、『なぜこうしなければならないの?』 というのを嘘なく、ヘンソンのように見せてくれた。多くを学んだ」とチョン・ドヨンを褒め称えた。
「チョン・ギョンホにとって『イルタ・スキャンダル』が与える価値は?」と聞かれると、彼は次のように語る。
「個人的な価値は、チョン・ドヨンという女優と一緒にお芝居をしたこと。変に聞こえるかもしれないが、今回の作品は努力をしなかった。7カ月間、脚本家さんと監督が作ってくれた遊び場でストレスなく遊んだ。とても幸せだった瞬間だ。『イルタ・スキャンダル』の良い人たちと知り合えた価値も大きい」と振り返った。
『イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~』は3月5日、視聴率17%(全国平均/ニールセンコリア調べ)で有終の美を飾った。現在、Netflixで配信中。
(記事提供=OSEN)
■【関連】リアルすぎてネット騒然…『イルタ』チョン・ギョンホに大反響
前へ
次へ