人気ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に出演した女優ハ・ユンギョンが、パク・ウンビンと共演した感想を伝えた。
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主人公ウ・ヨンウ(演者パク・ウンビン)に嫉妬を覚えながらも不器用な彼女の面倒を見てあげる、“春の日差し”チェ・スヨン役を演じたハ・ユンギョン。
彼女は「ウンビンちゃんと一緒に演技する時が一番気楽だった」と口を切った。
「ウンビンとよく通じ合った。非常に演技が上手で、プロ意識のある人なので学ぶところも多く、一緒に演技する時に心強い。他の俳優たちともよく合ったが、ウンビンと撮影する時は妙な心強さと気楽さがあった。自分が上手くできななくても、この子といると上手そうに見える、という感じ。上手くリードしてくれて、私の冗談にも笑ってくれて楽しかった。アドリブも自然だったし、無理に合わせなくてもやりとりがうまくいって面白かった」
特に、スヨンがヨンウを守ろうとして抱きしめたり、撫でたりするジェスチャーはすべてアドリブだったという。彼女は「ジェスチャーは台本に書かれてなくて、意図的に入れた。私がこっそり入れながら、知らないうちに(2人の仲が)近づくのを表現したかった。それをウンビンも気づいて、ボディタッチに対して徐々に慣れていくのを表現したと思う」と話している。
劇中で“春の日差し”というニックネームがついたスヨンだが、ハ・ユンギョンは「スヨンにとってもヨンウが春の日差しなのでは」と言う。
「スヨンもヨンウを通じてたくさん成長する。ヨンウに接する自分の姿を振り返りながら、また、腹を立てたりしながら成長する。スヨンはヨンウによってたくさん笑い、達成感も感じる。それは大きな同志愛であり同僚愛だ。人生においてお互いに日差しのような存在になってほしい」
自閉スペクトラム症を持つウ・ヨンウを演じたパク・ウンビンは、自閉症の特徴を表現するために意図的に相手と目を合わせないまま演技をした。
そのことについてハ・ユンギョンは「本人がずっと申し訳なさを感じていた。ウンビンが先に『目が合ってなくて不快だよね?』と聞いてきた。確かに最初は不慣れだったけど、不快ではないと言ってあげた。私はすぐに慣れたし、むしろウンビンがどこを見ているか観察してそこからの発見も多かったので楽しく試みることができた」と語っている。
パク・ウンビンからカバンをプレゼントされたエピソードも披露した。
「ウンビンが持っていたピンク色のカバンが可愛いと褒めたのを覚えて『私が持ち歩くカバン、あげようか?』と聞いてくれた。本当に持ってきた。実は2人とも好みが分かれるけど、ウンビンちゃんなりに私のことを思って宇宙船のものを持ってきた。しかも、私が青色が好きだと言ったことまで覚えて、青色で。ただ聞き流してもいいのに、その心が本当にきれいだった。本当に感謝している。カバンはまだ使ってないけど、いつか上手く活用するつもりだ」
パク・ウンビンだけでなく、カン・テオ(イ・ジュノ役)、カン・ギヨン(チョン・ミョンソク役)、チュ・ジョンヒョク(クォン・ミヌ役)ら「ハンバダ仲間」とのチームワークを聞くと、次のように語る。
「とても楽しかった。笑いのツボも合う。それが結構難しいことだ。アドリブが上手く出たのも、チームワークが良かったからだ。とても楽しかったし、みんな優しい性格で、お互いの気分をうかがいながら(撮影を)始めるのがとても良かった。グループチャットもある。いつもつまらない会話をしているけど、最近は『言動を慎もう』という話が多い。『浮かれて失敗しないように』『人気は一瞬で過ぎ去るものだ』とかの話を交わしている」
(記事提供=OSEN)
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