『梨泰院クラス』で日本でも有名に!! 俳優ユ・ジェミョンの知られざる経歴とは?

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2020年の1月から3月まで韓国で放送されていたドラマ『梨泰院クラス』。この作品は、自由な雰囲気が漂う梨泰院(イテウォン)を舞台に、復讐を胸に秘めた外食業界のトップを目指す青年パク・セロイと、その仲間たちの友情、愛、奮闘を描いた痛快サクセスストーリーだ。

俳優のパク・ソジュンが主人公のパク・セロイに扮したこの作品で、ユ・ジェミョンは長家(チャンガ)の会長のチャン・デヒを演じた。

撮影のたびに1時間の特殊メークをしてから本番に臨んでいたというユ・ジェミョン。監督も絶賛するほどの完璧なチャン会長を最後まで演じきった彼だが、常に自分の至らなさを痛感して悩み続けていたそうだ。

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もともと紙の漫画好きだと語るユ・ジェミョンが人生で初めてネットで読んだ漫画が『梨泰院クラス』だという。

そんな彼がドラマの脚本を毎回受け取って読むたびに、こんな風に展開されていくのかと感嘆していたと語る。

ユ・ジェミョン

印象に残っているシーンは?

ユ・ジェミョンが役を演じるにあたって、たとえ悪役でも自分の中では「悪役ではない」と思いながら演じているそうだが、その理由は悪人には悪人なりの理由や信念があり、紆余曲折の人生があるからだという。

ドラマの中ではパク・セロイとチャン・デヒが面と向かって会うシーンはそんなに多くないが、撮影現場は常に緊張感あふれる雰囲気に包まれていたと語っている。

特に第8話でセロイと向き合うシーンはとても長いシーンだったらしく、撮影前にしっかり準備をして撮影に臨んだそうだ。

そんなチャン・デヒ役を務めたユ・ジェミョンが一番印象に残っているシーンは、物語の後半でセロイの前にひざまずいて謝罪するシーンだった。

それまで権力者として誇ってきたものをすべて失い、セロイに謝罪することになる。中には感情を爆発させる場面もあったので、余計に印象に残っていると語っている。

以上のようにベテラン俳優としての実力を示してきたユ・ジェミョン。これからも彼なりの演技を見せてくれるだろう。

文=大地 康

♢ユ・ジェミョン プロフィール
生年月日:1973年6月3日生まれ
身長:183cm
星座:ふたご座
学歴:釜山大学生命システム学科
デビュー:1997年演劇『不器用な人々』

☆主な出演作
『観相師-かんそうし-』(映画、2013年)
『ミセン-未生-』(ドラマ、2014年)
『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(ドラマ、2015年~2016年)
『花郎』(ドラマ、2016年~2017年)
『力の強い女ト・ボンスン』(ドラマ、2017年)
『秘密の森~深い闇の向こうに~』(ドラマ、2017年)
『ライフ』(ドラマ、2018年)
『空から降る一億の星』(ドラマ、2018年)
『自白』(ドラマ、2019年)
『梨泰院クラス』(ドラマ、2020年)
『ヴィンチェンツォ』(ドラマ、2021年)

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