俳優のユ・スンホが主人公のイ・ソンとして出演している時代劇『仮面の王 イ・ソン』。この作品で、ぺ・ユラムが演じているパク・ムハは、漢城府(ハンソンブ)の役人で参軍(チャムグン)という位に就いている末端官吏で、世子イ・ソンの協力者でもある。
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そんなキャラクターに扮したペ・ユラムは、多くの映画に出演している俳優で、中でも2010年の『教授とわたし、そして映画』や2011年の『次の朝は他人』、2013年の『へウォンのれない日記』で監督を務めたホン・サホンの作品には常連として出ている。
そのぺ・ユラムは、2009年に公開された短編映画『見物 A Perfect Sight』で俳優としてデビューし、初めて出演したドラマは2014年の『ミセン-未生-』だ。つまり、彼が初めて出演した時代劇が『仮面の王 イ・ソン』なのである。
これまで現代劇のドラマや映画にしか出ていなかったため、時代劇で見るペ・ユラムの印象はとても新鮮だで、これまで様々な役に扮してきた経験をしっかりと活かしていた。
ドラマの中では、主要メンバーのユ・スンホや女優のキム・ソヒョン、さらにK-POPグループINFINTEのメンバーのエル(キム・ミョンス)などに負けないくらい印象を感じさせていた。
以上のように、ドラマや映画といった多くの作品で多様な役に挑戦してきたペ・ユラム。そろそろ最終回が近づいている『仮面の王 イ・ソン』で、きっと最後までドラマを盛り上げてくれることだろう。
そんな彼がもしまた時代劇に出演することがあったら、次はどんなキャラクターを演じるのだろうか。そのときが来るのを楽しみに待っていたい。
文=大地 康
♢ペ・ユラム プロフィール
生年月日:1986年8月22日生まれ
身長:175cm
星座:しし座
学歴:建国大学映画科
デビュー:2009年短編映画『見物 A Perfect Sight』
☆主な出演作
『見物 A Perfect Sight』(映画、2009年)
『さらさら Chatter』(映画、2011年)
『ミセン-未生-』(ドラマ、2014年)
『タチャ~神の手~』(映画、2014年)
『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(ドラマ、2015年~2016年)
『カフェ・アントワーヌの秘密』(ドラマ、2016年)
『グッバイ ミスターブラック』(ドラマ、2016年)
『ウォンテッド~彼らの願い~』(ドラマ、2016年)
『仮面の王 イ・ソン』(ドラマ、2017年)
『ミッドナイト・ランナー』(映画、2017年)
『アンタッチャブル』(ドラマ、2017年~2018年)
『悪い刑事』(ドラマ、2018年~2019年)
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