テレビ東京の韓流プレミアで放送中の時代劇『仮面の王 イ・ソン』。このドラマで主演を務めているのが俳優のユ・スンホだ。
2009年に『善徳女王』や2011年の『ペク・ドンス』、2012年の『アラン使道伝－アランサトデン』などの時代劇に出演してきた彼が、『仮面の王 イ・ソン』で演じているのは世子（セジャ）のイ・ソンだ。
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『仮面の王 イ・ソン』のあらすじを読んでドラマが目指している方向性に共感したユ・スンホは、自分が演じるイ・ソンが韓国の国民が必要としている存在ではないかと感じたという。
さらに、彼がこのドラマに出演しようと思った理由は、民衆のために立ち上がったイ・ソンが成長していく過程の中に、アクションやロマンスなど多くのエピソードが盛り込まれていることに興味を惹かれたからだった。
4月26日に放送された第1話では、幼い頃から仮面をつけていることや、自分の素顔を見た人が殺される理由がわからず苦悩するイ・ソンを演技で表現したユ・スンホ。
このドラマの撮影では、主人公が付けていた仮面は目と口以外が覆われる形だった。そのため、ユ・スンホは仮面をつけたままの演技を要求されることが多く、感情を表現するのに苦労したようだ。
喜びの表情や怒りの表情、悲しみの表情などを演じていても仮面をつけたままでは100%視聴者に伝えるのは難しいと感じた彼は、しっかりと感情を見せるために、何度も監督のノ・ドチョルと話し合ったという。
ドラマの見ていても、仮面をつけたままでの感情の表現の難しさがよくわかる。それでも、これまでたくさんのキャラクターを演じてきたユ・スンホは、ちゃんと視聴者にどんな表情をしているかを伝える演技をしていた。
『仮面の王 イ・ソン』の物語は始まったばかりだが、彼が演じるイ・ソンは今後どんな活躍を見せるのか。
そして、共演者であるカウン役のキム・ソヒョンやイソン役のエル（キム・ミョンス）とどう絡んでいくのかが楽しみだ。
『仮面の王 イ・ソン』は本当に面白いドラマなので、これから物語がどう展開されていくのかに注目したい。
文＝大地 康
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