ドラマや映画で多彩な演技を見せてきたパク・シニャン

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演じるキャラクターをいつも魅力的に見せてくれる俳優のパク・シニャンは、安定した演技で周囲から高い評価を得ている。そんな彼のデビュー作は、1996年に公開された映画『ユリ』である。

俳優としてデビューしたパク・シニャンは、その後も映画やドラマなど多くの作品で活躍しており、時代劇『風の絵師』で多様な演技を見せている。

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2008年に放送された『風の絵師』は多彩なキャラクターが登場するドラマで、パク・シニャンは天才画家のキム・ホンドを演じていた。ちなみに、そのキム・ホンドの弟子である天才画家のシン・ユンボクに扮していたのは俳優のムン・グニョンである。

その後も2011年放送の『サイン』、2016放送の『町の弁護士チョ・ドゥルホ』、2019年の『町の弁護士チョ・ドゥルホ2:罪と罰』で表現力豊かな演技を見せているが、パク・シニャンの代表作といえば、何と言っても2004年放送の『パリの恋人』だろう。

この作品は様々な局面が面白く描かれたドラマで、パク・シニャンが演じたのはGD自動車パリ支社長で、クールで知的な韓国の財閥の御曹司であるハン・ギジュだ。ちなみにヒロインは女優のキム・ジョンウンで、映画製作を夢見てフランスに渡り、アルバイトをしながら語学学校に通うカン・テヨンという女性に扮した。

『風の絵師』でキム・ホンドに扮したパク・シニャン(右)

パク・シニャンが残した印象

俳優として多くの作品に出ているパク・シニャン。そんな彼の受賞歴を見てみよう。

俳優デビューとして出演した映画『ユリ』に出演した1996年に「第17回青龍映画賞 新人男優賞」を受賞した。

それから2年後の1998年には「第19回青龍映画賞 新人男優賞」と「第34回百想芸術大賞 人気賞」と「第21回黄金撮影賞授賞式 人気男優賞」を獲得している。

そして、時代劇『風の絵師』が放送された2008年には「第44回百想芸術大賞TV部門 最優秀男性演技賞」を受賞している。

以上のように俳優としてのキャリアを積んで強い印象を残してきたパク・シニャン。次の作品も本当に楽しみだ。

文=大地 康

♢パク・シニャン プロフィール
生年月日:1968年 11月 1日生まれ
身長:178cm
星座:さそり座
学歴:東国大学演劇学科、ロシアシェーフキン演劇大学、シューキン演劇大学
デビュー:1996年映画『ユリ』

☆主な出演作
『ユリ』(映画、1996年)
『りんごの花の香り』(ドラマ、1996年
『愛しているなら』(ドラマ、1997年)
『手紙』(映画、1997年)
『約束』(映画、1998年)
『私の心を奪って』(ドラマ、1998年
『パリの恋人』(ドラマ、2004年)
『銭の戦争』(ドラマ、2007年)
『風の絵師』(ドラマ、2008年)
『サイン』(ドラマ、2011年)
『結界の男』(映画、2012年)
『町の弁護士チョ・ドゥルホ』(ドラマ、2016年)
『町の弁護士チョ・ドゥルホ2:罪と罰』(ドラマ、2019年)

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