今年日本で放送された時代劇の中で傑作だったのが『100日の郎君様』!

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今年も日本でたくさんの韓国時代劇を見ることができたが、注目度といい内容の面白さといい抜群の人気を獲得したのが、NHKの総合テレビで毎週日曜日に放送された『100日の郎君様』だった。

主演は、EXOのD.O.(ディオ)としてK-POPで人気を集めているド・ギョンスである。彼は俳優として活躍の場を広げているが、『100日の郎君様』はド・ギョンスの演技力を堪能できるドラマだった。

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共演は、天才子役としてよく知られた後に大人の女優として進境が著しいナム・ジヒョンだ。彼女とド・ギョンスの息もピッタリだった。

この2人が奇妙な夫婦を演じているのだが『100日の郎君様』であり、ストーリーがとにかく面白い。脚本が本当によく出来ていたのだ。

写真=tvN『100日の郎君様』韓国ポスター

魅力的な共演カップル

果たして、どんな物語なのだろうか。

ド・ギョンスが扮したイ・ユルは、朝鮮王朝の王族としてすくすく育っていた。子供だった彼は名門の娘であったユン・イソに惚れて結婚を申し込んでしまう。しかし、大事件が起こった。悪徳高官が陰謀をめぐらし、それに乗ったユルの父が謀反を起こして国王になる。その過程でイソの父は殺されてしまい、肝心のイソも行方がわからなくなってしまった。

それから16年後。世子として王宮で不自由のない生活をしていたユルだったが、悪徳高官が送ってきた暗殺者に命を狙われてしまう。なんとか九死に一生を得て、ある村で別人として面倒を見てもらうようになった。ただし、記憶喪失になっていた。そんなユルが出会ったのが、かつてのイソだった。彼女は、村人の娘として別人の人生を歩んでいたのだ。

こうして物語は波乱万丈の展開になっていく。イソを演じているのがナム・ジヒョンで、記憶喪失になったイ・ユルとひょんなことから夫婦になっていくのだが、その生活ぶりがなんともおかしい。そこもまたドラマの大きな見どころだった。

このように、魅力的な共演カップルが愉快に演じている『100日の郎君様』は、間違いなく時代劇の傑作であった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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