ソン・ジュンギ、チョン・ウヒが来日!新ドラマ『マイ・ユース』記者発表会レポート【韓国語コメント直訳】

2025年09月01日 スター #新作ドラマ #FOD
このエントリーをはてなブックマークに追加

俳優ソン・ジュンギ(39)とチョン・ウヒ(38)が、8月29日に都内で行われたドラマ『マイ・ユース(My Youth)』の記者発表会に出席。ドラマの見どころや作品への思いを語った。

【写真】『マイ・ユース』主演カップルの撮影カットに“ドキッ”

笑顔で登場した2人は、「こんにちは。ドラマ『マイ・ユース』でソンウ・ヘ役を演じているソン・ジュンギです。よろしくお願いします!」「みなさん、こんにちは。チョン・ウヒです。お会いできて本当に嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!」と、流暢な日本語で挨拶し、意気込みを感じさせた。

それぞれの役どころについて紹介をお願いされると、ソン・ジュンギは「私の役は…ソンウ・ヘです。すみません(笑)」と日本語で話した後、「ソンウ・ヘという役を担当しましたが、彼の職業はフローリストで、幼いころにはとても有名な韓国の子役俳優でした。けれどもそのとき得た名声によって、子どもの頃から多くの痛みや人々からの裏切りなどを経験し、そのせいで大人になっても当時の苦痛にまだとどまっている、とても気の毒で切ない人です」と紹介。

続いてチョン・ウヒは「私はソン・ジェヨンという役を演じています。劇中では芸能事務所のチーム長を務めています。もともとは幼いころから親が教えてくれたとおり、正しいとされる道を順調に歩んできましたが、ある瞬間に困難を経験することになり、自分の夢でも、親の夢でもあったような夢を諦めて、現実に合わせて生きていく人物です。それでもあきらめずに答えを見つけようと努力する人物です」と説明した。

お互い初恋の相手であるソンウ・ヘとソン・ジェヨンは、10年という月日が経って再会することになる。

社会に出てそれぞれ異なる世界で人生を歩む中で過去の記憶と向き合いながら、再会後も互いの立場の違いに戸惑い、葛藤しながらも新たな愛を築いていく2人の、温かさと切なさが交錯するロマンチックなストーリー。『マイ・ユース』の台本を最初に読んだ時、2人はどういう感想を抱いたのだろうか。

(画像=JTBC)

「台本を読んだとき、最初に抱いた感情は切なさだったと思います。そしてときめきでもありました。先ほどご説明したように、私の役は幼いころの記憶がすべて否定的な感情ばかりの気の毒な人なのですが、この人にとって、自分の幼いころを思い出すと唯一ときめき、開放感を感じさせる唯一の記憶は、ウヒさんが演じてくださったソン・ジェヨンという人を思い浮かべたときだけなんです。彼が感じる感情のように、僕自身も最初に台本を読んだときにその感覚を持った気がします」(ソン・ジュンギ)

「私は初めて読んだとき、誰かの日記をめくってみたような感覚がありました。私たちが幼いころを思い返すと、みんなとても不器用で、ぎこちなくて、ちょっとぶつかり合うようなことがあるじゃないですか。何というか、全体に少し荒い感じが多いのですが、その荒さがかえって今はとてもきらきらと再び胸に迫るような感覚を与えることもあります。そしてこの2人が持っているその不格好さが、後にはだんだんと愛に変わっていくような、美しい感覚でした」(チョン・ウヒ)

撮影中、監督からはどういう指示があったかと聞かれると、ソン・ジュンギは「ドラマの予告編をご覧になったと思いますが、予告編に出てくる雰囲気のように、とても叙情的でとても柔らかい性格の監督さんです。ですので、僕が覚えている監督は、現場で俳優である私たちをとても楽にしてくださる、そんな長所を持った方でした。そして演出のスタイルも、まずは僕たちが気楽にできるように信じて任せてくださって、そのうえでご意見があればときどきアドバイスをしてくださる、そういうタイプの監督さんでした。(日本語で)カントク、ホントウにカワイイですよ」とコメント。

チョン・ウヒは「私も同じ考えでした。監督の前作を見ると、とても柔らかくて叙情的な物語を多く盛り込んでいらっしゃったのですが、その作品たちと同じように監督の性格そのままがとても良い、穏やかな方でした。ですので私たちに意見を先におっしゃるよりも、俳優たちの考えや意見などをもっと尊重してくださり、そうしながら一緒に作り上げていく機会でした」と振り返った。

続いて、ドラマのスチール写真を見ながら撮影を振り返るコーナーも。

2人は「ウヒさん、これはどこまで説明を差し上げればいいでしょうか?」「ネタバレになるかもしれないので、あまり多くの説明は難しいと思いますが」という会話を交わした後、1つ目の写真について語っている。

(画像=JTBC)

「このシーンは、私個人としてはとても好きなシーンの一つなのですが、まず僕とウヒさんの間で何かが起こりそうに見えますよね?男女の主人公が2人で少しずつ近づいていく場面です。このシーンが好きな理由は、感情も美しいですが、個人的に韓国の田舎にはとても美しい場所が多いと思っていて、その田舎の美しさがこのシーンの雰囲気とよく調和しているように感じられるからでもあります。よく見ていただくと、僕が着ているあの服は仕事をするときいつも着ていて、ドラマにずっと登場する僕の作業着なのですが、私が思うに、ウヒさんがカップルルックのように似た服を合わせて着てくれたみたいで。だから余計に見た目がかわいく感じられて、個人的にとても好きなシーンです」(ソン・ジュンギ)

「まず、先ほどジュンギさんが言ったように、今回は地方ロケが多かったのですが、韓国の美しい場所で撮影するということ自体がとても胸がときめきました。そしてこのシーンはご覧になればわかると思いますが、とてもときめくはずです。私たちは友達だったのですが、あそこをよく見ていただくと、なんとスキンシップをしています。初めてのスキンシップでしたね」(チョン・ウヒ)

2つ目の写真では、チョン・ウヒが次のように秘話を語った。

(画像=JTBC)

「私がソンウ・ヘという友だちを訪ねて行かなければならない、ある個人的な理由によって彼が働いている場所を訪ねて行ったシーンです。向かい合っているのですが、彼が私にどんな感情を抱いているのかは、私はまだ知りません。私はただ自分の必要によって彼を訪ねざるを得なかったので、あの表情をご覧いただくと、とても意志が燃え上がっています。ところがここであるハプニングが起こるのです。私はそのハプニングに感情を込めたくなかったので、すごくたくさんリハーサルをしました。そしてジュンギさんと私との間ではアドリブが多くて大変でしたけど、楽しかったです。私は感情のない状態で、理由があって訪ねて行ったわけですが、ソンウ・ヘの場合は私と目を合わせられないんです。顔が赤くなってしまったりするけど、私はずっと訪ねて行き、彼はずっと逃げたりしながら、お互いのセリフをすごくアドリブでやりとりしたシーンでした」

すると、ソン・ジュンギが日本語で「ウヒさんのアドリブ能力はすごい一番です」と称賛。「それで監督がずっと『大丈夫、もう十分だから』とおっしゃっていました。楽しく撮影しましたね。そしてこのシーンについてはウヒさんがとてもよく説明してくださったので、僕にとってもこのシーンはとても重要で好きなシーンですが、このシーンの状況よりも、その後に2人で交わすセリフや互いを見つめるまなざしがあって、個人的にはその場面が、このドラマの色合いをとてもよく示す象徴的な場面だとも思うので、とても好きな場面の一つです」と語った。

(画像=JTBC)

3つ目のシーンについては、ソン・ジュンギが「ハングルで『タクシー乗り場』と書かれているのですが、僕たちが大人になって久しぶりに再会して、何度目か会ったときのシーンです。僕はずっと照れくさくて感情を隠していたのですが、彼女に自分のすべてではないけれど少しずつ本音を表し始めるシーンですね。セリフはありませんが、僕の目からハチミツがぽたぽた落ちているでしょう(甘い眼差し)。ハチミツが始まるシーンです」と説明。

チョン・ウヒも「私も先ほどのシーンで申し上げたように、彼と友達ではあるけれど、ただの一般的な友達ではなかったんです。ある意味、憎しみの感情の方が多かった関係だったのですが、このシーンでは、何の感情もないと思っていた自分の感情を少しは自分でも判断するようになる、その変化の始まりだと言えると思います。そしてそれを私もさりげなく表に出したり、そしてソンウ・ヘもその気持ちに対して私に石を投げたような、そんなシーンです」と振り返った。

一方、「お二人は日本にはよくいらっしゃいますか?」という質問も。2人とも「よく来る」そうで、チョン・ウヒは「よく来ます。旅行で。今年は大阪、去年は東京、京都、札幌に来ました。はい、友達と一緒に旅行でよく来るほうです。もともと食べ物も好きですし、ここの雰囲気や情緒も好きなので、旅行でよく来ます」とコメント。

ソン・ジュンギは「はい、僕もやはり一番多く来ているのは東京で、とても好きです。また個人的に日本で休みたいときによく訪ねる場所としては軽井沢が好きで、昨年も行ってきましたし、昨年は富士山にも久しぶりに行ってきました。そして最近思い出したのですが、ずっと前に『優しい男』というドラマを日本の青森で撮影したことがあるんです。とても良い思い出なので、そこにももう一度行ってみたい気持ちがあります。また僕が愛してやまない『マイ・ユース』の台本を読む前に、日本のドラマ『First Love 初恋』にハマっていたのですが、そのドラマを見ながら雪がたくさん積もった北海道に行ってみたいと思ったので、今年雪がたくさん降れば北海道にも一度行ってみようかと考えています。久しぶりに」と、今後の計画も公開した。

「今回の来日で楽しみにしていること」については、「日本に来るときはいつも期待がふくらんでときめくのですが、なぜなら僕が好きな日本食がとても多いからです。けれど残念ながら今回は一度も食べられませんでした。僕は個人的にウナギがとても好きなのですが、まだ一度も食べられなかったんです。ウナギ、本当ににおいしいですよね…。また、個人的にはやはり日本のコンビニの食べ物がとても好きで、コンビニに行っていろいろ好きな、おいしいものやお菓子などを少し買って食べたりしました」(ソン・ジュンギ)、「私はいつもは旅行でばかり来ていたのですが、今回は初めてプロモーションで来ることになったので、ファンの皆さんに直接会える時間が一番楽しみにしていることです。直接お会いするのが初めてなので、とてもときめきますし、またたくさんの方々に会うと思うと、本当に良い姿をお見せしなければならないという気持ちでした。そしてジュンギさんと同じく、私も日本料理が本当に好きなのですが、今回はまだ食べられていません。ですのでまた今度旅行で来て、そのときには思う存分食べて帰ろうと思います」(チョン・ウヒ)と語っている。

再び作品の話に戻り、2人はドラマの見どころと期待感について述べた。

(画像=JTBC)

「ドラマ『マイ・ユース』は、ソンウ・ヘとソン・ジェヨンという2人の同級生が、久しぶりに大人になって再会し、再び昔の記憶をたどりながら互いに対する現在の感情をもう一度見つけていく、とても美しいロマンスドラマです。個人的には、日本の視聴者の皆さんが僕たちのドラマをどう見てくださるのか、とても気になります。私はいつも韓国で撮ったドラマではありますが、他の国、他の文化圏にいるファンの方々、視聴者の方々がどう見てくださるのかをとても気にする人間の一人として、今回はまた日本のファンの皆さんが、僕たちのささやかで美しい感情を可愛く見てくださることを願いながら、深く頭を下げてご挨拶いたします」(ソン・ジュンギ)

「不器用で未熟だった2人が10代で出会って、その未熟さが愛によってだんだんと成熟していく成長物語だとも言えます。その愛と成長がよく込められたドラマなので、皆さんがご覧になったときに応援したくなる気持ちも湧くのではないかと思います。応援したい気持ちとともに、また誰かを思い出すことのできる、そんな切なさがいっぱい詰まった作品になると思います。そしてこの作品が日韓同時配信されるので、その即時的な反応を私たちが感じられるというのがとてもとても嬉しいです。反応がとても楽しみです。たくさんの関心をお願い申し上げます」(チョン・ウヒ)

代表記者からは、「お互いの役を一言で表すとしたら?」という質問が。

ソン・ジュンギは「すぐに思い浮かぶのがありますね。日本語でどう言えばいいでしょうか?」と自信ありげに「 『ラブリー』本当にラブリー。本当に本当に本当に」とコメントし、笑いを誘った。そして「2つ目には、先ほども少し説明しましたが、僕のキャラクターの立場からすると、ウヒさんが演じたソン・ジェヨンというキャラクターは、塞がれていたものをぱっと突き抜けさせてくれて、息ができるようにしてくれる、そんな存在なんです。だから明るくて健康的なキャラクターなのですが、それでもそのすべてを称する言葉は、『本当にラブリー』これが合っていると思います」と説明した。

次に「最近韓国で流行している言葉でやってみたいのですが」と前置きしたチョン・ウヒが「エゲン男」と言うと、ソン・ジュンギが「なんですか?」と突っ込む一幕も。

彼女は「『エストロゲン男子』です。最近流行っている言葉で、“テト女(テストステロン女子)”と“エゲン男”というのがあるんですが、“エゲン男”というのは、より繊細で思いやりがあって柔らかい男性を指す、流行語だと聞きました。ですので、むしろ私のキャラクターとは反対に、柔らかくて静かでちょっと優しい、そんな姿をひとことで要約して説明できる言葉だと思います」と話した。

また、「10代と比べて一番の違いは何か」という質問には、2人とも次のように答えている。

「やはり先ほど説明したように、僕が演じたソンウ・ヘという人は、幼いころを思い返すと本当に苦しい記憶しかないのですが、僕は個人的に学生時代をとても楽しく、面白く遊んで過ごした記憶があるので、それが僕の演じる役との一番の違いだと思います。ソンウ・ヘには悲しい記憶しかないので。唯一わくわくして楽しかった、ときめいた記憶はソン・ジェヨンしかない人なので、それが一番大きな違いだと思います。現在の僕との違いも似ています。ソンウ・ヘは、普段の生活態度や人生の哲学がとても重厚で真面目な人ですが、普段の私は、もちろん不真面目というわけではありませんが、かなりおどけた面も多くて、明るく過ごそうとするほうなので、そういう部分ではまた違いがあると思いますね」(ソン・ジュンギ)

「ジュンギさんがソンウ・ヘと自分との違いをよく説明してくださったなら、私は自分の10代と現在との違いを。それは“堂々とすること”だと思います。やはり10代っていろいろな経験や自我が完成する前なので、何かに振り回されることが多いのですが、今とは少し違うのは堂々とすること。そして良くなった点は“柔軟さ”が生まれたことだと思います。どんな状況や人間関係の中でも自分をよりよく守れるようになった点が変わったことだと思います」(チョン・ウヒ)

「久々の日本でのプロモーション」というソン・ジュンギ。最後には「久しぶりにこのように日本に来て、皆さんに直接僕の作品をご紹介できることを光栄に思います。久しぶりにまた来てみると、ソウルのようにまだ暑くて湿気の多い天気が続いていますが、僕たちのドラマは9月5日にFODで配信されます。その頃には少し涼しくなるのではないかと期待を抱きながら、そんな季節にぴったり合うときめきと、皆さんが何か思い出を振り返りながらご覧になれるドラマになるのではないかと思います。どうか温かく見ていただければと願いながら、深く頭を下げてご挨拶申し上げます」と挨拶。

チョン・ウヒも「はい、先ほど申し上げたように同時配信されることになって本当にとても嬉しく思っています。そして今、何と言えばいいでしょうか、日本の皆さんにこの叙情的で美しい『マイ・ユース』という作品がもっと身近に感じられて、親しみを持っていただけたらと思います。多くの方々に楽しくご覧いただければ嬉しいです。どうかいつも健康でいてください。(日本語で)『マイ・ユース』応援お願いします、ぜひご覧ください」と呼びかけた。

ソン・ジュンギ、チョン・ウヒが主演する新ドラマ『マイ・ユース(My Youth)』は、動画配信サービスFODにて2025年9月5日(金)より独占配信される。

【関連】ソン・ジュンギが素敵な旦那すぎる…イギリス人妻との仲良しの秘訣

【写真】『マイ・ユース』、温かい“再会ロマンス”を期待させるメインポスター解禁

【写真】16万超えの高級ベビーカーを押すソン・ジュンギの姿

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事