女優シン・イェウンが、新ドラマ『100番の思い出』(U-NEXTで配信予定)について「1980年代が舞台だけれど、Z世代も十分に感動できる作品」と確信した。その背景には、作品が持つ独特な感性と“思い出”の力があるという。
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9月13日に放送開始される『100番の思い出』は、1980年の韓国を舞台に、バスの案内員として働く二人の女性の友情と、一人の男性を巡る初恋を描いたレトロな青春ロマンスだ。
劇中で新米案内員ソ・ジョンヒに扮するシン・イェウンは、MZ世代を代表する最旬女優。そんな彼女はこの作品を通じて時代の感性に強く心を打たれたと明かした。
「私が感じたあの時代は、人情が溢れる社会だった。特別なことがなくても、人との絆だけで幸せに生きていた。後悔しないために、プライドも捨てて熱く生きていく姿から大きな感動を受けた」
直接は見たことがないというバス案内員の仕事だが、子どもの頃に見た漫画に登場する姿が印象的だったという。
「だから私にとって案内員は馴染み深い存在だった。周囲の大人たちに当時の思い出を聞いても、多くが興味深い記憶を持っていた。この物語が多くの人に共感と愛を届けられると確信した」と作品を選んだ理由を明かした。
シン・イェウンが演じるジョンヒは、華やかな外見と堂々とした性格を持つ“ガールクラッシュ”な魅力の持ち主。
演じながら「最初はカッコよくてクールな女性に惹かれたが、次第に守ってあげたい存在に思えてきた」と印象が変わったと語る。
MBTIに例えるなら「ESFP型」で「外見はしっかりして見えても、実際は繊細で心優しい」と分析した。また、80年代の“ファッションピープル”としての衣装にも力を入れており、「私だけが知る彼女の魅力は、ファッションセンスと優れた目利きだ。衣装を通じて伝わるようにこだわった。これもささやかな面白さになりそうだ」という。
共演するキム・ダミが演じるヨンレとの“友情”も見どころの一つ。
シン・イェウンは「友情という感情を表現するのが難しかったが、いつの間にかヨンレの顔を見るだけで涙が出そうになる関係になった」と振り返る。
特にお気に入りのシーンは、ティザーでも公開された宿舎の屋上シーン。
「ヨンレの夢を聞いたあの瞬間の空気や感情は今も鮮明に残っている。言葉にできない、大切な存在をダミさんと一緒に作っていくことができて本当に幸せだった」と述懐し、キム・ダミへの感謝も口にした。
心を込めて準備した作品を通じて、美しい思い出を届けてくれるシン・イェウン。彼女の活躍に早くも期待が高まる。
『100番の思い出』は、2025年9月14日(日)より"U-NEXTオリジナル"として日本初・本国同時での独占見放題配信される。
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