故キム・セロンさんの遺族がデジタル・フォレンジック(電子鑑識)を完了した上で、故人が未成年時代に俳優キム・スヒョンと交わしたメッセージの内容を公開した。
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3月27日午後、キム・セロンさんの遺族側の法定代理人による記者会見が行われた。
法務法人BUYOUのプ・ジソク弁護士は「遺族は証拠資料を提示することで、論争に終止符を打ちたいと考えている。明確に申し上げておくが、本日は故キム・セロンさんがどのような理由で命を絶ったのかを明らかにする場ではない。遺族は今日の記者会見以降、無意味な真実の攻防を望んでいない」と述べた上で、キム・スヒョンとキム・セロンさんが交わしたメッセージを公開した。
メッセージを見せたプ弁護士は「この関係が交際でなかったとすれば、むしろキム・スヒョン氏に(どういうことか)問いたい。キム・セロンさんは当時17歳だった」と語った。
また、内容証明の郵送についても言及。
「キム・スヒョン側は法的手続きの一環だったと説明したが、実際に内容証明を受け取ったとき、キム・セロンさんがどれほど苦しみ、恐怖を感じていたかを伝えたい」と語った。
遺族側は、キム・セロンさんが2024年3月に内容証明を受け取った後、4月に綴った自筆の手紙も公開し、交際期間の証拠として提示。
手紙には「私たちが付き合っていた期間は大体5~6年。初恋であり最後の恋でもあったから、私を避けないでほしい」との記述があった。
プ弁護士は「5~6年付き合っていた、初恋だったという言葉が出てくる」と指摘し、「内容証明を受け取ったあと、昨年4月初旬にこの手紙を渡そうとしたが、(キム・スヒョンが)住んでいるアパートが誰でも出入りできる場所ではなく、届けられなかった」と説明した。
さらに、2023年4月13日にキム・セロンさんが自傷行為をしたとされる写真も公開。
「内容証明を受け取った後、彼女の心理状態がどうだったかを示すため、やむを得ず写真を公開することにした。遺族は自殺予防センターに連絡し、リストカットしたことも把握している。自分の子どもがそんな状況にあるのに、どの親が黙っていられるだろうか。お金目当てで静かにしているなどということは到底あり得ない」と述べ、たとえキム・スヒョン氏やユーチューバーA氏が直接的な原因でなかったとしても、親として黙っていられる状況ではなかったと訴えた。
最後には、ユーチューバーA氏をストーキングの疑いで本日(27日)付けで告訴すると明らかにした。
「A氏はプライバシーの暴露や虚偽の情報を流し、日々遺族を苦しめている。ライブ配信の意図がどうであれ、彼の配信日にキム・セロンさんの自傷行為が一度や二度ではなかった。よってA氏をストーキングの疑いで訴える予定だ」と述べた。
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