『イ・ソジンが語ったレジェンド時代『イ・サン』の思い出

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イ・ビョンフン監督の会心作『イ・サン』では、イ・ソジンが主人公イ・サンに扮して、名君の堂々たる人生を好演していた。彼は時代劇に出演するときは、どのようなことを心掛けていたのだろうか。

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「時代劇と現代劇が他のジャンルだという気持ちはないですね。俳優として演技をして、私が引き受けた役を適切に表現するという意味では、同じだと思っています。『イ・サン』はとても長期間にわたって撮影をした作品なので、一緒に出演した俳優やスタッフたちとも家族のように親密になりました。おかげで、友達の集まりのように楽しく撮影することができました」

このように、現代劇と時代劇で特別な違いはないと語るイ・ソジンだが、時代劇は撮影に関して難しい面があると指摘する。

「時代劇の場合には、服装を整えるとか、ソウル市内で撮影することができなくて移動距離が遠いとか、そういう部分では現代劇より大変な苦労があるかなと思います」

そのように説明するイ・ソジンが、撮影でイ・サンに扮していて、特別に感じたことは何だったのだろうか。

「今の時代は、正しいリーダーに対する人々の願いが大きいようです。朝鮮王朝時代の国王の中でも、イ・サンは正しい政治と行い、情け深く寛大な品性を持っていました。歴史に残っている彼の一代記は、この時代が願うリーダーの姿を表していると思います。実際、イ・サンの魅力といえば、やはり人間味ではないでしょうか。国王としての役割も立派にこなしたうえで、彼は友情、臣下との信頼関係、家族愛など周辺人物との人間関係をうまくやっていました。そうした部分が魅力的です」

『イ・サン』
『イ・サン』で主人公を演じたイ・ソジン

大ヒットしたレジェンド時代劇

さらに、イ・ソジンはイ・サンと相手役のソンヨン(ハン・ジミンが演じていた)との関係に言及していた。

「ソンヨンとの愛の話になると、伝統的な時代劇が見せてくれる硬くて通俗的な恋愛ではなく、現代劇で見られるような、胸がドキドキするロマンチックな恋愛が表現されていたと思います」

イ・ソジンが特に印象的な撮影シーンは何だろうか。

「ソンヨンにウィンクするシーンが、通常の時代劇では見られない場面でしたから、とても印象に残っています」

こう語って、イ・ソジンは大ヒットしたレジェンド時代劇を懐かしく思い出していた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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