世論調査で定評がある韓国ギャラップが、「2024年を輝かせたタレント」のランキングを発表した。11月11日から2週間、韓国の13歳以上の1741人を対象に面接で調査を行った結果だという。そのランキングは以下の通りになっている。
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1位／『ジョンニョン：スター誕生』のキム・テリ
2位／『涙の女王』のキム・スヒョン
3位／『涙の女王』のキム・ジウォン
4位／『ソンジェ背負って走れ』のビョン・ウソク
5位／『恋人～あの日聞いた花の咲く音～』のナムグン・ミン
このランキングを見ると「大いに納得できる」というのが率直な気持ちだ。
1位となったキム・テリは、『ジョンニョン：スター誕生』で見せた才能がとてつもなく素晴らしかった。木浦(モッポ)で魚を売っていた田舎の少女が国劇のスターになっていくプロセスが感動的に描かれたドラマで、キム・テリが存分に本領を発揮した。
演技力と歌唱力の両方で卓越したレベルを見せてくれたのだ。2024年の各種授賞式の最優秀演技賞でキム・テリが栄冠を独占するのではないだろうか。
ランキングの2位と3位は『涙の女王』から選ばれている。財閥の令嬢に扮したキム・ジウォンとその夫を演じたキム・スヒョン。主人公２人の離婚危機と関係修復を描いた『涙の女王』はスケールの大きい傑作ドラマとして2024年最高の大ヒット作だった。
名作をたくさん放送してきたtvNの歴代最高視聴率を更新したことも大きな話題になったが、その主演俳優のキム・スヒョンとキム・ジウォンが注目度でランキング上位に並ぶのも必然であった。
4位となった『ソンジェ背負って走れ』で、主人公ソンジェに扮したビョン・ウソクの活躍ぶりも本当に際立っていた。アジアで大ブームを巻き起こすほどであり、彼の繊細な感性は「新たな大スター」の輝きに満ちていた。
5位のナムグン・ミンは、2023年の同じ調査で1位になっている。それほど『恋人～あの日聞いた花の咲く音～』は衝撃的な大河時代劇だった。朝鮮王朝と清国の争いの中で究極的な恋愛を描いたドラマだが、主役のナムグン・ミンの存在感は2024年も大いに目立っていたのである。
以上の5人が2024年を見事に象徴していた人気スターだった。
文＝康 熙奉（カン・ヒボン）
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